攻略 | 大人の休日

手放す判断は、使っていない道具への「いつか再開するかも」という気持ちに区切りをつけることです。

使っていない道具は、場所と気持ちの両方を占め続けます。押し入れのサーフィンのボードや、作りかけのまま置いてあるプラモデルを見るたびに、小さな後ろめたさが積もっていきます。「いつか再開するかもしれない」という気持ちが、手放す判断をいちばん遅らせます。そのあいだも道具の値段は静かに下がり、一年以上触っていないものは、たいてい来年も触りません。

サーフィン
ウェットスーツ
サーフィン写真: Shalom Jacobovitz / CC BY-SA 3.0
プラモデル
薄刃ニッパー
プラモデル写真: AC Studio / CC BY 3.0

判断の線は最後に使った日から一年が使いやすい目安です。一年を超えたものは、いったん見える場所に出して一か月置き、それでも手が伸びなければ手放します。全部を一度に決める必要はなく、いちばん大きくて場所を取っているものから一つだけで十分です。ただし休むだけなら手放す必要はないので、休んでいい期間と読み分けてください。売る手順は売るときのことにあります。

手放すと決めても、「できるだけ高く売りたい」と考えた瞬間に動きが止まります。数千円のために半年置いておくくらいなら、買取店に持ち込むか、必要としている人に譲るほうが早いです。ただし一度手放したものを買い直すと、たいてい割高になります。迷うなら安く借りて確かめ直す方法もありますし、始める前にやめる基準を先に決めるようにしておけば、この判断はずっと軽くなります。