週のどこで、何分使うかを決める。
時間を先に決めるというのは、趣味を1つに絞ったあとに、週のどの枠で何分使うかまで具体的に決めることです。「空いた時間にやる」という決め方では、空いた時間自体がほとんど生まれないため、先に枠を確保する側に回る必要があります。
決める対象は2つだけです。週のどの曜日・どの時間帯に当てるかと、その枠で何分使うかです。最初から曜日と時間帯を両方埋めようとせず、まず週に1枠だけ、具体的な時刻まで決めてしまうと迷いが減ります。
週末にまとまった時間を取るなら、週末2時間から始めるのように、曜日と時間帯まで決めてしまいます。やりたいことを1つだけ選んでカレンダーに入れ、その枠には他の用事を入れないと決めておくと、枠が実際に守られやすくなります(Ali Abdaal)。枠は丸一日ではなく二時間程度に絞ったほうが、移動や支度を含めても手を動かす時間が残ります。長い枠を空けるほど、他の予定に埋まりやすくなるためです。
平日は新しい時間をつくるのではなく、平日の隙間に置くの考え方で、すでにある行動の直後に短い枠を差し込みます。歯を磨いたあと、風呂から出たあとのように、きっかけになる行動を先に決めておくと、やる気に頼らず始められます。
枠を決めるときは、作業そのものではなく終わりの時刻だけを予定に入れる組み方も使えます。やることを細かく予定表に並べると1つずつ後回しにしやすいため、「この時間までに終える」という締め切りだけを置き、残りの進め方は自由にしておくほうが、枠は実際に使われやすくなります(Elizabeth Filips)。
1日のうち気力が高く誘惑に流されにくいのは早い時間帯で、時間が進むほど後回しにする力は弱くなります。趣味の枠は1日の後半よりも早い時間帯に置くほうが守りやすくなります。夜の遅い時間や予定の隙間に押し込む決め方は、疲れや急用で真っ先に消えます。
家族と暮らしているときは、枠を決めただけでは足りません。家族の理解を得るの項目にあるとおり、曜日・時間帯・かかる費用を先に数字で共有しておくと、あとから発覚して揉めることが減ります。誰にも予定を書き込ませない枠だという認識を家族の間でも共有しておくと、枠が周囲にも認められた時間として残りやすくなります。
出典
- 動画・英語 Ali Abdaal How I Manage My Time - 10 Time Management Tips
- 動画・英語 Elizabeth Filips How I Consistently Study with a Full Time Job: My Scheduling Formula