スノーシェッド
道の仕掛け
スノーシェッドは、雪崩や落石から道を守る屋根付きの構造物です。
見分け方
山側が壁、谷側が柱で支えられた、片側の開いた屋根が道に沿って続いています。外から見ると長い箱のようで、柱の間から外の景色がちらちらと見えます。中に入ると急に暗くなり、タイヤの音の響き方が変わります。屋根が途切れると、また明るい景色に戻ります。屋根が長く続く所では、トンネルのように出口の光が小さく見えます。
そこにある理由
雪崩や落石が道に届く前に、屋根の上を雪や石が通過するよう作られています。山側の壁で斜面から来る力を受け止め、屋根の上に雪を流します。道が雪でふさがれるのを防ぎ、冬の間も通れるようにします。道の上に屋根を掛ける形にすれば、斜面の雪を道の上に溜めずに済みます。谷側が柱だけで開いているので、昼は中まで外の光が入ります。
見つけやすい所
日本海側や北海道、山あいの雪国で、斜面が道に迫る区間に続いて現れます。山の斜面と谷にはさまれた細い道で、特に見かけやすい構造物です。冬は屋根の上に雪が厚く積もり、外から見ると白い帯のようになります。落石を防ぐ同じ形のものはロックシェッドと呼ばれ、雪の少ない海沿いの崖の道にもあります。
車内での楽しみ方
屋根の下に入った瞬間の音の変化を、同乗者が口でまねしてみます。何の音かを当てるクイズや、屋根の柱の数を数える遊びもできます。運転する人は前を見たまま、音だけで参加します。出口の明るさを待つ時間も、遊びの合図になります。通り抜けたあとに、どんな音だったかを、感想として順番に言い合います。
