ループ橋
道の仕掛け
ループ橋は、道が輪を描いて少しずつ高さを稼ぐ橋です。
見分け方
道が大きな輪を描き、ぐるりと回りながら自分の上や下をくぐります。山の斜面に、らせん状の高架が積み重なるように見えます。輪の内側には、山の斜面や谷底の森がのぞきます。走っている間、窓の景色は少しずつ向きを変えながら流れます。少し前に走ってきた道が、足元や頭の上を通っていく様子も見えます。
そこにある理由
急な高低差を、ゆるやかな坂で越えるために作られます。まっすぐ登ると坂がきつくなるので、道を輪にして長さを稼ぎ、少しずつ高さを上げます。ジグザグの道を作る場所が無い、狭い谷や斜面で選ばれます。輪にすれば、急な折り返しのカーブを作らずに済みます。雪の日でも、ゆるやかな坂のほうが車は上り下りしやすくなります。
見つけやすい所
山を越える峠道や、谷をはさんで高低差が大きい山地で出会います。大きな橋のたもとで、高い橋の上から地上へ下りる所にも輪を描く道があります。高い位置から、いま走ってきた輪を見下ろせるのも目印です。輪の途中では、進む向きが一周ぶん変わります。山の観光道路では、輪そのものが見どころとして案内されていることもあります。
車内での楽しみ方
輪に入ったら、窓から見える山や太陽がどちらへ回っていくかを同乗者で実況します。何周で上まで着くかをみんなで予想して、当たりを競います。さっきまで走っていた道が見えたら、先に見つけた人がみんなに教えます。上り切ったら、どれくらい高くなったかを、見下ろした輪や谷の景色から言い合います。
