単一原料米
産地と品種
原料玄米の欄に書かれる、産地・品種・産年が三つとも同一の米に付く表示です。
何を表しているか
一括表示の中の「原料玄米」の欄に書かれる区分の一つで、産地・品種・産年が三つとも同一で、その根拠となる資料を保管している米に付きます。袋の表側の商品名ではなく、裏面の一括表示を見ると分かります。品質の順位を示す語ではなく、外観で分ける等級とも、食べて比べる評価とも別の軸です。銘柄の呼び方そのものは産地品種銘柄の側にまとめてあります。
決まりの中身
食品表示基準で定められた表示で、産地・品種・産年の三つがそろって同一であることが条件になります。令和3年7月1日の改正により、農産物検査による証明を受けていない米でも、生産段階・流通段階の根拠資料を保管していれば産地・品種・産年を表示できるようになりました。単一原料米の表示も、この資料の保管が前提です。書かれている中身は、表示責任者に問い合わせることができます。
よくある勘違い
「国が品質を保証した上等な米」と読まれがちですが、示しているのは三つがそろっていることだけで、味の順位でも等級でもありません。産地と品種が書けるのは検査を受けた米だけという説明は改正前のもので、いまは根拠資料の保管があれば書けます。同じ表示でも産年や保管の条件で状態は変わり、味の評価は食味ランキングなど別の物差しになります。
出典
- 公的機関 農林水産省(2026) 越後ファーム株式会社における袋詰精米の不適正表示に対する措置について