保護メガネ
触らずに済ませる道具
見上げた顔に落ちてくるものから、目だけを守る道具です。JIS T 8147:2016 は浮遊粉じん・薬液飛まつ・飛来物から目を保護するめがねとして規定し、形の区分と耐衝撃性の試験を定めています。
何が見えるようになるか
樹冠を見上げる姿勢では、枯れた小枝や樹皮の細片、乾いた花や毛が真下へ落ちてきます。目に入れば反射的にまぶたが閉じ、そこで観察が途切れます。レンズを一枚挟むとその中断が減り、上を向いたまま実の付き方や枝の分かれ方を数え続けられます。生垣の刈り込み面に顔を寄せるときも、枝先の高さがそのまま目の高さになるため、詰まった枝の内側まで近づいて見られます。汁の飛びは汁が目に入ったときに置いています。
選ぶときに見るところ
JIS T 8147:2016 は浮遊粉じん・薬液飛まつ・飛来物から目を保護するめがねを定め、形をスペクタクル形・フロント形・ゴグル形に分けています。耐衝撃性は呼び22mmの鋼球を1.27〜1.30mの高さから落下させる試験で見ます。街で使うなら眼鏡の上から掛かるオーバーグラス形が扱いやすく、側面の開いた形は横から入る細片を止められません。単眼鏡をのぞく日は、レンズの厚い形ほど接眼に目を寄せられなくなります。
使いかた
掛けるのは見上げる前と、植え込みに顔を寄せる前で、落ちてきてからでは間に合いません。レンズは乾いた布でこすると細かい傷が入り、白く曇って見え方が落ちます。砂を水で落としてから拭くと長く持ちます。曇ったら顔から離して空気を通すだけで戻ることが多く、汗の多い日はつば広の帽子と重ねると額から流れてくる汗が減ります。外したらケースに入れ、レンズ面を下に置かないようにします。