携帯用の紙石けん
触らずに済ませる道具
触れたと気づいた場所に、水道はあっても石けんはありません。世田谷区「チャドクガについて」は、こすらずに取り去ってから流水で洗い流すという順番を示しています。
何が見えるようになるか
公園やトイレの手洗いに石けんが置かれていないことは珍しくありません。紙石けんは一枚ずつ切り取って使う薄い石けんで、名刺入れに収まる厚さのまま持ち歩けます。樹液や汁、細かい毛の付いた手と腕を、その場で洗い流すところまで進めます。持っていない日は水だけで流すか帰るまで持ち越すことになり、触れた手のまま顔や目にさわる時間が延びます。目に入った場合は汁が目に入ったときに置いています。
選ぶときに見るところ
見るところはケースと入り数と香りです。濡れた手で開けても中の残りが溶けない密閉ケースかどうかが第一で、紙のまま袋に入れた形は汗で貼り付きます。携帯用は一冊20枚から50枚が標準的な入り数で、観察のたびに一枚か二枚を使う勘定になります。無香料を選ぶと、花の匂いを確かめる日に邪魔になりません。二つ折りのケースなら片手でも開けられ、ニトリル手袋を外したあとの手にもそのまま使えます。
使いかた
順番を崩さないことが要点です。世田谷区「チャドクガについて」は、こすらずに粘着テープで取り去ってから、強い流水やシャワーで上から洗い流すと示しています。こするほど毛が皮膚へ押し込まれるためで、紙石けんを使うのはテープで取り去ったあとになります。濡れた手に一枚のせれば数秒で泡になります。腕は上から下へ流し、衣類用の粘着クリーナーを服へ当ててから手を洗う順にします。