アームカバー

触らずに済ませる道具

腕にだけ、あとから足せる袖です。植え込みの手前にかがむとき、枝先や葉が当たっても素肌が触れずに済み、汚れたと思ったらその場で外せます。

何が見えるようになるか

下の草を見る姿勢では、腕の内側が枝先と葉の高さに入ります。植え込みのサザンカやヤブツバキの前でかがむ場面が典型で、長袖を着ていない日でも、袖だけを足せば素肌が当たらずに済みます。世田谷区「チャドクガについて」は予防の服装として帽子・長袖・長ズボン・ゴム手袋・マスク・メガネを挙げており、長袖の代わりに付け外しできる装備がここにあたります。付いたものを腕に残さず、その場で外して袋へ入れられるのが布一枚の利点です。

選ぶときに見るところ

丈と指穴と生地の目を見ます。肩まで届く長い丈なら半袖の上からでも脇まで覆え、短い丈は肘の上でずり落ちます。指穴の付いた形は手の甲まで隠れ、ニトリル手袋との間に隙間ができません。生地の目が粗いメッシュだと細かい毛が織り目を通ります。夏物の接触冷感は触れた瞬間の熱の移りやすさを指す表示で、日なたに立ち続けるあいだの涼しさとは別の話になります。

使いかた

着けるのはかがむ前で、手首側から通して肩へ引き上げます。指穴に指を通しておくと、腕を伸ばしても袖口が上がりません。外すときは手首側から裏返しながら丸め、付いたものを内側へ閉じ込めます。外す前に衣類用の粘着クリーナーを上から下へ一方向で当てると、繊維に入った毛が減ります。丸めたものは袋へ入れてから鞄に戻すと、中の物へ移りません。家ではほかの洗濯物と分けて洗います。