ニトリル手袋

触らずに済ませる道具

落ちた葉を裏返す手に、一枚だけ挟みます。樹液や細かい毛が皮膚へ直接付かず、手を洗える場所へ着くまでの時間を稼げます。

何が見えるようになるか

見るために裏返す、という動作にだけ使う一枚です。落ちた葉や実は表からでは決まらないことが多く、葉脈の隆起や毛の生え方は裏を見て分かれます。素手だと切り口から出た乳液や折れた毛がそのまま指に残り、その手で顔をさわることになります。挟んでおけば付いたものを手袋ごと外して置いてこられます。乳液そのものは白い乳液、目に入った場合は汁が目に入ったときに置いています。

選ぶときに見るところ

厚さと材質を見ます。使い捨ての薄手は0.06mmから0.1mmが製品仕様に並ぶ範囲で、薄いほど指先の感覚は残り、とげや折れた枝先には破れます。天然ゴム(ラテックス)製はたんぱく質によるアレルギーが知られ、合成ゴムのニトリルが選ばれてきました。症状はアレルギー性接触皮膚炎に置いています。粉なしのパウダーフリーなら外すときに粉が舞いません。JIS T 8116 が定める化学防護手袋と、見るために挟む一枚は別のものです。

使いかた

外し方が要点です。片方の袖口をつまんで外側を内へ裏返しながら抜き、抜いた手の指を残った手袋の内側へ差し入れて包み込みます。付いたものを外へ出さないためで、引っ張って弾き飛ばすと周りに散ります。外したあとは携帯用の紙石けんで手を洗い、服に移ったものには衣類用の粘着クリーナーを当てます。一枚あっても素手のときと同じに扱えるわけではなく、とげは通り、破れたら替えます。