qu
1文字の基本
quは、qの直後に必ずuが来るという英語のつづりでは数少ないほぼ絶対の規則で、2文字合わせて/kw/という1つの子音になります。古英語ではcwen(queen)のようにcwと綴られ、ノルマン征服後にフランス語の影響で今のquの綴りに置き換わりました。Iraq・Qatarのような固有名詞や、antiqueのように/k/だけになる例外もあります。
どう読む?
/kw/。アメリカ英語の発音を教える Rachel's English は、唇を丸く締めてwの形を作りながら、舌の奥を上あごの奥へ当ててkを出す動きだと説明しています。唇の丸めを先に作っておくと、舌はkの位置からほとんど動かさずに済みます。queenは「クウィーン」に近い音になり、qとuを別々の文字として読もうとすると不自然になります。wを省いてkだけになりやすく、questionを「ケスチン」のように読んでしまう間違いが起きやすいと述べています。
ルール
qの直後には必ずuが来るという、英語のつづりでは数少ない、ほぼ絶対に近い規則です。このuは母音の数には数えず、qu全体で1つの子音のかたまりとして扱います。語源辞典 Etymonline によると、古英語ではcwen(queen)のようにcwと綴られ、ノルマン征服後にフランス語の影響でquの綴りが戻り、1300年ごろまでにcwを置き換えました。
例外
Iraq, Qatarのような固有名詞はuを伴わない例外です。フランス語由来の語では/k/だけになることもあります(antique, unique)。語源辞典 Etymonline によると、antiqueはもとanticと同じ/k/で読まれ、1700年ごろからフランス語の発音が取り入れられました。quayは/kiː/と読み、もとは中英語でkey・keyeと綴られていた語に、1690年代フランス語のquaiに合わせて綴りだけが変わったためです。
例語
queen, quiet, question, square, quick, quilt
出典
- 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) Q
- 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) quay
- 資料・英語 Etymonline(Douglas Harper) antique
- 資料・英語 Rachel's English The KW Consonant Cluster