oo(2つの読み)
母音ペア
ooは、長い/uː/(moon, food)と短い/ʊ/(book, foot)の2つの読みを持ち、つづりだけでは見分けられない母音ペアです。後ろにkが続くと短い/ʊ/になりやすい傾向がありますが、blood・floodは/ʌ/、door・floorは/ɔːr/とrが続くことで別の音になる、さらに別の例外もあります。
どう読む?
ooには2つの読みがあります。/uː/(長い「ウー」、moon, food)と/ʊ/(短い「ウ」、book, foot)です。どちらも唇を丸めますが、長いほうは唇を強く突き出し、短いほうは力を抜きます。日本語話者にはこの緊張の差が聞き分けにくく、両方とも同じ「ウー」に聞こえがちなので、意識して区別する練習が必要です。
ルール
どちらで読むかは語ごとに決まっていて、つづりだけでは予測できません。ただし後ろにkが続くと短い/ʊ/になりやすいという傾向はあります(book, look, cook, hook)。逆にmoon, soon, roomのように子音1つで終わる語は長い/uː/になりやすい傾向があり、語末の子音の数が緩やかな目安になります。roofやroomのように話者によって長短どちらでも自然に聞こえる語も一部存在します。
例外
blood, floodは/ʌ/というまったく別の音になります。またdoor, floorは/ɔːr/で、rが続くとこの2択自体が成り立ちません。goodとfoodのように1文字違いで読みが変わる組み合わせも多く、語ごとに音を確認する姿勢が欠かせません。blood, floodは古い英語の発音が変化した結果で、つづりだけが昔の形を残しています。
例語
moon, food, spoon, zoo / book, foot, look, cook