洗い場の湯栓とシャワー
浴室の設備
洗い場で身体を洗う湯と水を出す栓です。衛生等管理要領は入浴者数に応じた数を備えること、栓と栓の中心の間隔をおおむね70cm以上とることを挙げています。
何のためのものか
浴槽に入る前と出るときに、身体を洗う湯と水を出す設備です。衛生等管理要領は洗い場に入浴者数に応じた十分な数の給水(湯)栓を備えること、栓と栓の中心の間隔をおおむね70cm以上とることを挙げています。ここから出る温水と水は要領の用語で上がり用湯・上がり用水と呼ばれ、浴槽水の水質基準とは別立ての基準がかかります。
どう使うか
桶か手で湯を受け、身体を洗ってから浴槽へ向かいます。湯栓をカランと呼ぶのは俗称で、要領の本文にも湯栓の言い換えとして出てきます。かけ湯と出るときのすすぎで使うのは、どちらもこの栓の湯です。並びの間隔が決められているとはいえ、隣の人にかからない向きで流すこと、使い終えたら栓を締めることは残ります。
掲示・表示との関係
要領は上がり用湯・上がり用水等の飲用適・不適の旨の表示を挙げ、常によく見えるよう措置することを求めています。栓の上に小さく貼られた「飲用不適」の札が、これにあたります。温泉の成分等の掲示が源泉の成分を知らせるのに対し、こちらは目の前の栓から出る水が飲めるかどうかだけを言う表示で、紙の大きさも置き場所も別です。
気をつけること
ここから出る湯は、浴槽をまわってきた湯ではありません。要領は打たせ湯及びシャワーについて、循環している浴槽水を用いる構造でないことと定めており、打たせ湯と同じ線がこの栓にも引かれています。混合栓では出はじめに熱い湯が来ることがあるので、手で温度を確かめてから身体に当てます。床が濡れて滑るのも、この場所で起きやすい事故です。