気泡発生装置

浴室の設備

浴槽の湯に空気を送り、泡を立てる装置です。衛生等管理要領はジェット噴射装置等とあわせて「気泡発生装置等」と呼び、連日使用している浴槽水を用いないことを求めています。

何のためのものか

浴槽の湯に空気を送り込み、泡を立てる装置です。衛生等管理要領はこれをジェット噴射装置等とひとまとめにし、「気泡発生装置等」という一つの管理の単位として書いています。ジェットバス・泡風呂・ジャグジーは、同じ設備を指す俗称です。湯に溶けた炭酸が肌に付く肌につく泡とは、泡の出どころも中身も違います。

どう使うか

押しボタンやタイマーで動き、決まった時間で止まります。吹き出し口は浴槽の壁や底に並び、座る位置で当たり方が変わります。要領は装置の内部に生物膜が形成されないよう、適宜、清掃・消毒を行うことを施設に課しており、稼働の前後で浴槽の換水をはさむ運用をとる施設もあります。使う側が選べるのは動かす時間と座る場所までです。

掲示・表示との関係

温泉の利用状況の表示が知らせるのは加水・加温・循環ろ過・消毒の四つで、泡を出しているかどうかはその欄に入っていません。装置の側で掲示に現れるのは、脱衣室に貼られた心得と、施設が出す使用時間の案内だけです。浴槽水の消毒の有無は表示から読めても、配管の内部をいつ洗ったかまでは書かれていません。

気をつけること

この装置に連日使用している浴槽水を用いないことが、要領の中心です。配管の内側は生物膜のたまる場所で、立った泡は水しぶきを空中へ散らします。厚生労働省のレジオネラ対策の指針は、こうした設備を備えた浴槽について、塩素系薬剤による消毒と定期的な換水を管理の柱に置いています。入浴者が自分で確かめる手立ては無く、清掃の記録の側に委ねられます。