遺伝マーカー(genetic markers)

意味

遺伝マーカーは、染色体上の位置が分かっている、個体や系統の目印となるDNA配列である。

解説

染色体上で近い位置にある配列は一緒に遺伝しやすいため、原因の遺伝子が分かっていなくても、マーカーとの統計的な関連から大まかな位置を推定できる。マーカーには一塩基多型(SNP)や反復配列の多型(マイクロサテライト)など、検出しやすく個体ごとに違いがある配列が使われる。

育種では、目的の形質に連鎖するマーカーで交配後の系統を選ぶDNAマーカー選抜が使われる。オオムギでは抵抗性遺伝子に近い2つのSSRマーカーで判別する例がある。

出典

AGROVOC: genetic markers https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_24030

遺伝マーカー https://ja.wikipedia.org/wiki/遺伝マーカー

オオムギ縞萎縮病抵抗性遺伝子rym7tと連鎖するDNAマーカーの選定 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbbr/14/2/14_43/_article/-char/ja