オオムギ(Hordeum vulgare)
意味
オオムギは、イネ科の早熟な穀物で、飼料・ビール用の麦芽・食用に使われる作物である。
解説
穂にはもともと6列の小穂があり、そのうち2列だけ実るのが二条オオムギ、6列すべて実るのが六条オオムギである。二条は粒が大きく揃うためビールや焼酎の原料に、六条は押し麦や麦茶に使われる。皮と実が固着しないハダカムギもある。コムギより低温や乾燥に強く、自家受粉する二倍体である。
日本の二条は明治初期にビール用として欧州から導入され、六条とハダカムギは古くから作られてきた。コムギと合わせて「4麦」と呼ばれる。世界の生産は2022年に1.55億トン(FAO)で、70%が飼料に回る(英語版Wikipedia)。脱粒性や裸性、モチ性は栽培化の研究で取り上げられる。
出典
AGROVOC: barley https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_3662
オオムギ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%A0%E3%82%AE
Barley https://en.wikipedia.org/wiki/Barley
二条大麦と六条大麦は、何が違いますか。 https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1109/01.html
FAOSTAT Analytical Brief 79: Agricultural production statistics 2000–2022 https://openknowledge.fao.org/server/api/core/bitstreams/fba4ef43-422c-4d73-886e-3016ff47df52/content
資源生物科学概論 2.2 栽培植物の起源(京都大学OCW) https://ocw.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/04/2012_shigenseibutsukagakugairon-a_02.pdf