選抜(selection)

意味

選抜は、望む形質を持つ個体を選び、次の世代に残す育種の基本操作である。

解説

選抜は、望む形質を持つ個体を選んで子孫を残す操作である。人がその変化を望む方向に導くものは人為選択、人の手を介さず自然に起こるものは自然選択と呼んで区別する。

イネの耐冷性を調べた1971年の研究では、ほ場での個体選抜(選抜率1%)より、実測値による系統選抜(選抜率20%)のほうが効果がはるかに大きいと報告された。選抜は育種学の基礎で、望む形質を固定する速さを左右する。

出典

AGROVOC: selection https://agrovoc.fao.org/browse/agrovoc/en/page/c_6951

人為選択 https://ja.wikipedia.org/wiki/人為選択

水稲における耐冷性の遺伝と選抜に関する研究:V.耐冷性に関する個体選抜および系統選抜の効果 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbbs1951/21/4/21_4_181/_article/-char/ja