攻略 | オトモアグリ

関心に近い分野を1つ選び、初級の語を読む。

気になる語を1つ引いて場所を知り、関係をたどって小さな地図を作ったら、次はその地図のどこかに腰を据える番です。分野をまたいで語をあちこち拾っていると、どの語も中途半端なまま残ります。まず1つの分野を選び、そこにある基本語だけを読み切ることを、最初の目標にします。分野ごとに用語数も基本語の数も違うので、関心だけでなく、無理なく読み切れる見当も選ぶ基準になります。

このアプリで「分野」と呼んでいるのは、科学研究費助成事業の審査区分にある小区分にあたる単位です。生産農学という大きな括りの中にも、遺伝・育種、作物学・栽培、園芸学、植物保護、土壌・肥料・植物栄養のように、対象や方法で分かれた分野が並びます。品種がどう作られるかに引かれたら遺伝・育種、畑で作物を育てる工程に引かれたら作物学・栽培、庭やベランダで野菜や花を育てる話に引かれたら園芸学が近い分野です。病気や害虫から作物を守る話や、土や肥料の中身に引かれたら、植物保護や土壌・肥料・植物栄養が近づきます。

どの分野にも、収録する用語全体とは別に、まず押さえる基本語の短い並びがあります。植物保護は収録する用語が900語を超えますが、最初に読むのはそのうち20語ほどの基本語だけです。分野を1つ選んだら、まずこの基本語を上から読み、知らない語があれば1語ずつ開いて定義を確かめます。全部覚える必要はなく、どんな話がこの分野に属するかの見当がつけば十分です。迷ったら、用語数と基本語数のバランスが取れた作物学・栽培のような分野から試すと、全体の広さをつかみやすくなります。

分野の選び方に正解はなく、最初の1つを決めるのに時間をかけすぎる必要もありません。自分が好きなことを書き出すだけでなく、得意なこととは別に分けて考える進め方が、進路選びの動画で勧められています。好きな話題と、実際に向いている作業は一致しないことがあるという考え方です(CareerAddictの動画による)。大学の専攻選びでは、一度決めた専攻を学生のおよそ3人に1人が後で変えると紹介され、最初の選択を気負わなくてよいとまとめられています(Crash Courseの動画による)。このアプリでも、分野は後から変えられます。1つの分野の基本語を読み終えたら、隣の分野に移ってかまいません。

出典

  1. 動画・英語 CareerAddict How to Choose the Right Career Path in 7 Simple Steps
  2. 動画・英語 Crash Course How to Choose a Major | Crash Course | How to College