キー変更
音の設定
曲の高さを半音ずつ上げ下げする機能
どういうもの?
画面の上下ボタンで曲全体の高さを動かす機能で、一目盛が半音、多くの機種で上下6目盛ほどまで動きます。伴奏も歌詞の表示もそのままで、自分の声を変えずに曲を寄せるやり方です。原曲キーで歌えることが偉いわけではなく、上げたほうが楽になる曲もあります。
使い方・設定の目安
原曲キーで1コーラス歌い、サビの最高音であごが上がるか喉が締まるならまず2目盛下げます。下げすぎると低い音が息だけになるので、苦しくない範囲でいちばん高い位置で止めます。男性が女性の曲を歌うときは4〜5目盛下から探すと近いことが多く、考え方は原曲キーと自分の音域も参考になります。
注意・トラブル
下げれば楽になるとはかぎらず、低い側は声が急に鳴らなくなる境目があります。動かす幅が大きいと伴奏の響きも変わり、原曲と違う印象になることがあります。換声点の位置は人それぞれなので、同じ曲でも合う目盛は人により2〜3目盛違います。決めた数字は覚えておくと、次に歌うときに探し直さずにすみます。
解説動画: 【カラオケ】歌いやすくなる!キーの合わせ方完全ガイド。【音域別キー変換表付き】/しらスタ【歌唱力向上委員会】
六つのタイプで当たりを付ける: 自分の声が男性か女性か、その中で高い・中くらい・低いのどれかに当てはめる。歌いたい曲の歌い手も同じくざっくり三段階で見て、二つが交わるところの数字を読む手順です。中くらいの男性が低い声の男性曲を歌うなら+2。完璧な表ではないと断ったうえで、まずはここからと勧めています。
12個で一周する: キーは12個動かすと、同じ音名が1オクターブ上(下)に戻ってきます。だから-6と+6、-7と+5、-8と+4は同じ場所。機械は±6〜7程度までしか動かないので、+10したい人は-2を選べば1オクターブ違いの同じ場所に回り込める、という抜け道を教えています。
自分と曲、二つの音域: 必要なのは2ステップ。まず自分の音域を、歌いやすい曲を入れて採点画面に出る音域表示で覚える。次に歌いたい曲の最低音・地声の最高音・裏声を調べ、自分の幅に収まるかを見る。何曲か繰り返すうちに、どれくらい動かせばよいかの勘がついてきます。
同じ高さでも難しさは違う: 表は完璧ではない、と本人が先に断ります。同じ歌い手でも曲ごとに音域は違うからです。さらに母音によってきつく感じる高さが変わり、そこには個人差がある。息継ぎができるか、高い音が一度だけか連発かでも変わり、その日の調子でも動くので、微調整は前提です。
歌いやすさの先にある選択: キーを動かす目的は自分の声が生きるところへ移すことで、そこが鉄則。ただし歌い慣れた人は、曲の雰囲気を保つためにあえて歌いにくい高さのまま歌うこともある、と付け加えています。歌いやすさを取るか雰囲気を取るかは、どんな歌にしたいかで決まります。