ガイドメロディ

音の設定

どこで使う: どちらでも

ガイドメロディは、主旋律を音で鳴らして音程を示す補助機能。

どういうもの?

歌うべき主旋律を、笛や電子音のような音で伴奏に重ねて鳴らす機能です。次にどの高さへ動くかが耳で分かるので、うろ覚えの曲でも大きくは外れにくくなります。歌詞の色が変わるタイミングに合わせて主旋律が鳴るので、色を目で追うだけでは分からない音の高さを補えます。入れるか切るかは曲ごとに選べ、歌の途中でも切り替えられます。対応する機種では、採点を起動しなくても主旋律の線に自分の声の高さを重ねて表示でき、あやふやな一節だけを耳と目の両方で確かめられます。カラオケ事業者の案内でも、採点で高得点をねらういちばんのコツはガイドメロディに沿って歌うことだとされています。

使い方・設定の目安

覚えていない曲は入れたまま歌い、サビだけ耳で追うつもりで合わせます。2〜3回歌って旋律が浮かんだら切り、切った直後の1回で自分がどれだけ頼っていたかが分かります。音量を選べる機種では小さめにして自分の声を上に置くと、旋律に引きずられずに歌えます。前奏で最初の音を耳で拾っておくと、歌い出しがそろいます。メロディがあやふやな一節だけ、採点を使わず見た目のガイドだけを一瞬つけて音の高さを確かめ、分かったらすぐ切るという使い方もできます。毎回頼らず、1曲のうち数小節だけに絞ると、耳で探す力を残したまま確認できます。

注意・トラブル

頼りきると自分で音を探す力が育ちません。入れっぱなしの人が切った日に音程が急に崩れるのは、耳が旋律を追うだけになっていたからです。主旋律が耳に残るぶんハモリを入れる練習では邪魔になり、切ったほうが早く身につきます。点数への影響は機種ごとに違います。声の運動ではありませんが、動作を繰り返す練習で高い頻度で手を添える誘導を受け続けた群は、保持テストの成績が最も悪く、頻度の高い群はそろって、誘導を外す転移テストの精度も最も低かった、という運動学習の研究があります。ガイドを外して1曲通す練習を時々混ぜておくと、本番で急に崩れる事態を防ぎやすくなります。

出典

  1. 資料 第一興商(カラオケDAM公式) カラオケ初心者でも100%楽しめる神機能の紹介
  2. 資料 第一興商(カラオケDAM公式) あやふやなフレーズを見て確かめたい
  3. 資料 エクシング(JOYSOUND) ボーカルアシスト
  4. 論文・英語 Carolee J. Winstein・Patricia S. Pohl・Rebecca Lewthwaite/Research Quarterly for Exercise and Sport(1994) Effects of Physical Guidance and Knowledge of Results on Motor Learning: Support for the Guidance Hypothesis