未公開株・私募債
勧誘・詐欺
上場すれば何倍、という話は届かない
どんな手口・どんな罠?
「まもなく上場する会社の株を、特別に譲る」と持ちかける手口です。実在しない会社、あるいは上場の予定が無い会社の株を高値で売りつけます。社債の形をとる場合もあります。
なぜ引っかかるのか
一般には手に入らないものを勧められているという感覚が、判断を鈍らせます。「あなただけに」という枠組みは、それ自体が警戒すべき合図なのに、優越感として働いてしまいます。
見分け方のサイン
上場予定日が具体的に示される、買い取り保証がある、複数の業者から別々に電話が来る(買い取り屋を装った二次被害の手口です)。本当に上場が近い会社の株が、電話で個人に売られることはありません。
こうなったらどうする
買い取りを持ちかける第二の電話にも応じないでください。被害者名簿が出回っており、一度被害に遭った人が繰り返し狙われます。金融庁の登録業者一覧の確認と、消費者ホットライン188への相談を。
解説動画: 「株や社債をかたった投資詐欺」にご注意ください!/JSDAmovie
未公開株詐欺: 「弊社では上場間近の未公開株を販売しております」という電話から始まる。実在していても上場の見込みが全くない株式などの購入を勧めて金銭をだまし取る手口だと説明される。
劇場型という組み立て: 興味がないと断った後、別の業者から「その社債をお持ちなら高値で買い取ります」という電話が来る。すると断ったはずの話が急に惜しくなる。複数の業者が偶然を装って登場し、信用させてから架空の社債などを買わせる——これが劇場型。
被害に遭った後も狙われる: 「昔だまされて買った未公開株を買い取ってくれるという電話が来た」に対し、家族が「でもどうしてその人が、だまされたことを知っているんだ」と問い返す場面が出てくる。被害回復型の手口で、以前の被害者に被害金を回復できると持ちかけ、何かと理由をつけてさらに金銭をだまし取る。