元本保証をうたう勧誘

勧誘・詐欺

この一言が出たら、そこで終わり

どんな手口・どんな罠?

「元本は保証します」「絶対に損はしません」と説明して出資を募る手口です。高い利回りとセットで語られます。預貯金など一部を除き、元本を保証して出資を集めることは法律で禁じられています。

なぜ引っかかるのか

投資が怖い人ほど、「損しない」という言葉を探しています。その不安に正面から答える言葉なので、警戒が緩みます。紹介者が友人や家族だと、商品ではなく人を信用してしまうという別の力も働きます。

見分け方のサイン

元本保証・絶対・確実・必ずという言葉が使われたら、その時点で違法か虚偽の可能性が高いと考えてください。契約書に保証の記載が無いのに口頭でだけ言う、というのも典型です。「金融商品取引業の登録番号を教えてください」と聞くと、多くの場合そこで話が止まります。

こうなったらどうする

その場で契約しない。名刺と資料を受け取り、金融庁の登録業者一覧で確認してください。すでにお金を渡してしまったなら、消費者ホットライン188、金融庁の金融サービス利用者相談室、警察相談専用電話#9110へ。早いほど回収の可能性が上がります。

解説動画: 「株や社債をかたった投資詐欺」にご注意ください!/JSDAmovie

電話で始まる4つの手口: 証券業界の自主規制機関が作った啓発動画。上場間近の未公開株を「必ず儲かります」と勧める電話から始まり、名義貸し型・劇場型・被害回復型まで、4つの手口を寸劇で見せる。どれも高齢の主人公の自宅に電話がかかってくるところから始まるのが共通している。

必ず儲かる、という言葉: 最初の手口で使われる決め台詞が「必ず儲かりますので、ぜひ今のうちに」。実在していても上場の見込みが全くない株式の購入を勧めて金銭をだまし取る、というのが未公開株詐欺の実態だと説明される。

どうするか: 詐欺かもと思ったら身近な人に相談するか、コールセンターに電話する。ひとりで判断しないことが、この動画の結論になっている。

解説動画: 「投資詐欺」に関する疑問に専門家が回答|お金のなんでも1分相談所|J-FLEC【第3回】/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル

この言葉には気をつけろ: 認定アドバイザーが視聴者の質問に答える形式。危ない言葉として挙がるのが「損はしません」「絶対儲かる」「今だけ、ここだけ、あなただけ」。そう言われたら、なぜ絶対に儲かると言い切れるのか、なぜ自分だけにそんな話をするのかを考えてみること、と具体的な問い返し方まで示している。

入る前に出口を確認する: 何かを申し込むときは、やめたり解約したりするときにどうすればいいかという出口を確認してから申し込む。これが最も実践的な助言として語られる。

気づいたら: まずクーリング・オフや解約ができるかを確認する。クーリング・オフは短いもので契約書面を受け取ってから8日以内に申し出る必要があるため、すぐ動くことが重要。適用できない場合も諦めず、警察の相談窓口、消費者ホットライン、金融庁の金融サービス利用者相談室へ。