投資信託

ファンド

みんなのお金をまとめて、プロが運用する箱

どういう商品?

多くの人のお金をまとめ、運用会社が株や債券をまとめて買う箱です。1つ買うだけで中身は数十〜数千の銘柄に分かれるので、少額でも自動的に分散されます。値段は基準価額と呼ばれ、1日1回だけ計算されます。

もうけと損の出どころ

中身の値動きがそのまま反映されます。分配金が出ても、その分だけ基準価額は下がります——外から新しいお金が湧くわけではなく、箱の中身を取り崩して配っているからです。ここを勘違いすると毎月分配型ファンドの罠にそのまま落ちます。

コスト(どこで抜かれるか)

持っている間ずっと信託報酬が引かれます。買うときの購入時手数料は無料のものが増えましたが、信託報酬はゼロにはなりません。同じ中身ならコストの低いほうが確実に有利です。将来のリターンは分かりませんが、コストだけは今日わかります。

税と口座

売却益と分配金に約20%課税されます。ただし分配金のうち元本払戻金(特別分配金)は自分のお金が戻っただけなので非課税です。NISA つみたて投資枠の中心はこの商品です。

向かない人・注意

名前だけでは中身が分かりません。「安定」「厳選」といった言葉に意味はなく、見るべきは目論見書に書かれた投資対象と信託報酬です。純資産が小さすぎるファンドは繰上償還(途中で終了)されることがあり、自分の意思と関係なく現金化されます。

解説動画: 投資信託のしくみ/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル

投資信託とは何か: 複数の投資家から集めたお金を1つにまとめ、専門家が株式や債券に投資する商品。運用の成果は投資額に応じて分配されるが、そこからは信託報酬(専門家への手間賃)が差し引かれる、とコストの位置づけまで含めて説明している。

2つの種類: 株式を一切組み入れず国債や社債で運用する公社債投資信託と、株式を組み入れる株式投資信託に大きく分かれる。後者は値動きの幅が大きいぶん、値上がりの可能性も、値下がりの可能性も高くなる、と両方向で言い切っている。

3つの利点と、ひとつの釘: 専門家が選んで運用する/1本買うだけで分散になる/少額から始められる、の3つを利点として挙げたうえで、専門家が分散投資で運用していても、必ず儲かるわけではないと明確に否定している。どんな投資対象に投資する商品なのかを理解してから選ぶこと、で締める。

解説動画: #8投資信託の基礎知識【知って得する!資産運用の基礎知識】/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル

3社が関わっている: 投資信託には運用会社(作って運用の指図をする)、販売会社(お客様に売る)、信託銀行(資産を預かる)の3者が関わる。集めた資金は信託銀行の口座に預けられ、運用会社が投資方針に基づいて指図する、という分業の形が説明される。

どこが潰れても資産は守られる: 運用会社・信託銀行・販売会社のどこが倒産しても、預けた資金は保全される。これを分別管理と呼び、「大変重要なことなので覚えておいていただきたい」と念を押されている。

避けられないリスク: 専門家が運用していても、組み入れた金融商品の価格変動リスク、発行体が破綻する信用リスク、為替変動リスクは避けられない、と明確に述べられる。監査法人の監査を受けている点など、透明性の担保も同時に説明される。