ETF(上場投資信託)
ファンド
取引所で株のように売買できる投資信託
どういう商品?
中身は投資信託ですが、取引所に上場しているので株と同じようにリアルタイムで売買できます。値段は市場が開いている間ずっと動きます。1日1回しか値が付かない通常の投資信託との、いちばん大きな違いです。
もうけと損の出どころ
連動する指数の動きが成績になります。市場価格と中身の価値(基準価額)がずれることがあり、これを乖離と呼びます。取引が少ないETFほど乖離もスプレッドも大きくなりがちです。
コスト(どこで抜かれるか)
信託報酬は低めですが、売買のたびに株式売買手数料がかかります。毎月少しずつ積み立てる用途にはあまり向きません——買うたびに手数料と価格のずれを負担するからです。積み立てには通常の投資信託、まとめて買うならETF、という使い分けが素直です。
税と口座
分配金と売却益に課税されます。ETFは分配金が自動で再投資されません。受け取った分配金は課税された後、自分で買い直す必要があり、その手間と税の先払いが長期では効いてきます。
向かない人・注意
海外に上場しているETFは、為替と現地課税の話が加わります。レバレッジ型・インバース型のETFは、まったく別の商品です(レバレッジ型ETFを見てください)。名前にETFと付いていても、中身が現物ではなく先物や契約であるものがあります。
解説動画: 【投資信託】ETFと投資信託の違いを教えてください|投資Q&A/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル
ETFは投資信託の一種: 大きな特徴は2つ。ひとつは価格が指数と同じ動き方をすること、もうひとつが取引所で取引されている(上場している)こと。指数連動という1つ目の特徴は一般の投資信託にもあるので、本当の違いは2つ目のほうだと整理している。
値段の付き方が違う: 取引所で価格が決まるため、ETFには1日のうちにいくつもの値段がある。一方、一般の投資信託の基準価額はその日1つだけで、市場の終値をもとに算出され、公表されるのは申し込みを締め切った後。つまり投資家は値段が分からない状態で申し込むことになる。
注文と手数料: ETFの注文には銘柄・証券コード・数量・値段・売買の別・注文の有効期限・取引市場の6項目が要り、株式と同じ手順になる。手数料はETFが売買委託手数料、一般の投資信託は申し込み手数料(かからないものもある)。