バランスファンド
ファンド
株も債券も、1本の中で配分してくれる
どういう商品?
国内外の株式・債券・不動産などをあらかじめ決めた比率で組み合わせた投資信託です。値動きの違うものを混ぜることで、全体の振れ幅を抑える狙いがあります。比率が崩れたら自動で戻す(リバランス)のも中でやってくれます。
もうけと損の出どころ
株だけより下げにくく、株だけより上がりにくい、というのが基本の性格です。債券を混ぜても万能ではありません。金利が急上昇する局面では株と債券が同時に下がることがあり、実際に2022年はそうなりました(2022年 インフレと金利上昇)。
コスト(どこで抜かれるか)
リバランスを代行してくれるぶん、単一のインデックスファンドより信託報酬はやや高めです。年0.15〜0.6%程度の幅があります。自分で2本を持って年1回配分を直せる人なら、その差はそのまま利益になります。
税と口座
投資信託と同じです。1本で完結するので、NISA枠の管理は最も簡単です。
向かない人・注意
中の配分が自分の状況に合っているとは限りません。8資産均等型は「均等」であって「最適」ではなく、なぜその比率なのかという根拠は特にありません。自分がどれくらいの下落まで耐えられるかを決めてから、それに合う配分を選んでください。
解説動画: 第6回 金融商品を知ろう③~投資信託の特徴~/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル
中身の比率で性格が決まる: 投資信託を3つの袋にたとえる。A=債券だけ、B=株式だけ、C=株式と債券が半分ずつ。Aはローリスク・ローリターン、Bはハイリスク・ハイリターン、Cはその中間。バランス型が何をしているかが、この3つの並びだけで分かる。
誰が比率を決めるか: 何をどれくらい入れるかは資産運用の専門家が考える。多くの人から少しずつ集めて大きな資金にし、専門家が運用して結果を分ける仕組みなので、少額からでも買える。1,000円から、商品によっては100円から買えるものもある。
選ぶときに見るところ: 日本国内だけで数千種類あるとされる。詰め合わせの中身によって安全性と収益性に差が出るので、その特徴を理解して選ぶことが大切、という結論。現金化には通常数日かかる点も株式・債券と同じ。