インデックスファンド

ファンド

値動き: 中くらい / 換金: すぐ売れる / NISA: 対象になりうる

市場の平均をそのまま買う

どういう商品?

TOPIXやS&P500のような指数と同じ動きになるように作られた投資信託です。銘柄を選ばないので運用の手間が小さく、その分信託報酬が低いのが最大の特徴です。中身が何かは指数の名前を見ればわかります。米バンガード創業者ジョン・ボーグルが個人でも買える指数連動のファンドを生み出し、「インデックス投資の父」と呼ばれています(Mark Tilbury)。

もうけと損の出どころ

その市場の平均がそのまま成績になります。平均なので、市場全体が下がれば必ず下がります。「インデックスだから安全」ではありません。分散されているのは1社が潰れるリスクであって、市場全体が下がるリスクではありません。分散しても一攫千金は狙いにくく、MSCI ACWI(全世界株式)が過去30年でおよそ7倍になった一方、日本のTOPIXは1987年の水準からほぼ横ばいが続いています(バンクアカデミー)。

コスト(どこで抜かれるか)

信託報酬は年0.1%前後まで下がった商品が主流です。ただし表に出る信託報酬だけでなく、実質コスト(売買委託手数料や保管費用を含めた実績値)で比べてください。

税と口座

投資信託と同じです。NISA つみたて投資枠の対象商品は、金融庁が定めた基準(低コスト・分散など)を満たしたものに絞られています。

向かない人・注意

同じ指数に連動する商品が何本もあり、中身が同じならコストと純資産の大きさで選ぶのが基本です。似た名前で中身が違うもの(為替ヘッジの有無、指数のバージョン違い)が混ざるので、目論見書で連動対象を確認してください。トラッキングエラーが大きいと、指数どおりに動きません。純資産総額が大きいほどコストとトラッキングエラーを抑えやすく、運用開始が浅い商品や償還が近い商品は候補から外します(両学長)。

出典

  1. 動画・英語 Mark Tilbury This Is How To Become A Millionaire: Index Fund Investing for Beginners
  2. 動画 両学長 リベラルアーツ大学 【初心者向け】インデックスファンド選びの4つのポイント【株式投資編】:(アニメ動画)第24回
  3. 動画 BANK ACADEMY / バンクアカデミー 【超初心者向け】インデックス投資の始め方!メリットやデメリットもあわせて解説

解説動画: 【投資信託】アクティブ運用とパッシブ運用どっちを選ぶ?│投資Q&A/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル

パッシブ運用とは: 資産クラスの中心になる指標(ベンチマーク)を1つ据え、それへの連動を目指す運用。国内株なら日経平均やTOPIXが使われる。ニュースを見れば自分の投資信託が上がったか下がったか想像がつくことを、いちばんの利点として挙げている。

コストが低い理由: 指標に連動するよう機械的に運用するので、ファンドマネージャーの判断に左右されにくく、運用コストも比較的安くなる、という因果で説明される。

注意すること: 機械的である以上、ベンチマークが下がれば同じように下がる。下がらないように工夫することはできない、と明言している。市場平均並みで運用する——それがパッシブ運用だという整理。