信託財産留保額

ファンドのコスト

解約するときに置いていくお金

何の数字?

解約するときに基準価額から差し引かれ、ファンドに残るお金です。0.1〜0.3%程度が一般的で、無いファンドも多くあります。販売会社の収入になるのではなく、残る投資家のために置いていく設計です。

読み方の目安

解約する人が出ると、ファンドは中身を売って現金を作る必要があり、その売買コストは残った人全員が負担します。留保額はその不公平をならすためのものなので、あること自体は残る側にとって不利ではありません。

これだけで判断すると危ない理由

短期で売り買いを繰り返すと、そのたびに引かれます。長期保有が前提の設計であることを、この項目自体が示しています。ゼロだから良い商品、あるから悪い商品という単純な話ではありません。

どこで見られるか

目論見書の「ファンドの費用」欄。

解説動画: #9投資信託の選び方【知って得する!資産運用の基礎知識】/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル

解約時に引かれることがある: 信託財産留保額は解約時に控除される費用。ファンドによって有無も率も異なるので、投資信託説明書で確認しておくこと、と明示されている。

目論見書の4つのチェックポイント: 確認すべきは、ファンドの目的と特色/投資のリスク/運用実績/手続きと手数料の4つ。留保額はこの4つ目に載っている。記載順も項目もほぼ統一されているので、複数のファンドを横に並べて比べられる。