信託報酬
ファンドのコスト
持っている間ずっと、毎日引かれる
何の数字?
投資信託を保有している間、毎日差し引かれる運用管理費用です。年率で表示され、基準価額から自動的に引かれるので請求書も明細も来ません。だから存在を忘れやすいのに、長期では最も効くコストです。
読み方の目安
S&P500などに連動するインデックス型は年0.1%前後、アクティブ型は1〜2%が目安です。年1%の差は、30年で資産の約26%の差になります。これは運用の巧拙ではなく、確実に起きる算数です。
これだけで判断すると危ない理由
信託報酬は表に出ているコストの一部にすぎません。実際の負担は実質コストで確認してください。また、同じ指数に連動する商品どうしなら、信託報酬の差はそのまま成績の差になります。将来のリターンは分かりませんが、コストは今日わかる唯一の確定情報です。
どこで見られるか
目論見書(交付目論見書)の「ファンドの費用」欄。証券会社の商品ページにも表示されます。
解説動画: 【投資信託】投資信託のコストって割高?│投資Q&A/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル
手数料の種類が多いのは事実: 株式投資と投資信託のコストを並べると、投資信託のほうが手数料の種類は多い。だから割高だと感じる人もいる、という問いから始まる。
何に対して払っているか: 投資信託はパッケージ商品なので分散投資がされていて、運用を専門家に任せられ、少額から投資できる。そこにプロの手間がかかり、信託財産保全の仕組みもあるため、その分の手数料がかかっている、という説明。
比べ方: 株式のほうは100株単位の取引で、たくさんの銘柄に分散するには資金も要る。自分のニーズに合うほうを選ぶ——コストの絶対額ではなく、何を代わりにやってもらっているかで比べる、という整理になっている。