PSR(株価売上高倍率)
会社の値段
まだ利益が出ていない会社を測る
何の数字?
株価を1株あたり売上高で割った数字です。赤字だとPER(株価収益率)が使えないため、成長途上の企業を比べるときに使われます。
読み方の目安
1〜3倍なら控えめ、10倍超は将来の急成長を強く織り込んだ状態と見られます。ただし業種による差が非常に大きく、同じ業種・同じ成長率の会社どうしでしか比較になりません。
これだけで判断すると危ない理由
売上は利益ではありません。赤字を垂れ流しながら売上だけ伸ばす会社でも、PSRは低く出ます。この指標が主役になるのは市場が過熱している時期で、2000年 ITバブル崩壊の局面では高PSR銘柄が真っ先に崩れました。利益で測れないから代わりに使っている、という位置づけを忘れないでください。
どこで見られるか
決算短信の売上高と発行済株式数から計算します。証券会社の画面には無いこともあります。
解説動画: PSRとは何か?わかりやすく解説/ZAi探の解説動画チャンネル
何倍かを見る指標: PSR(株価売上高倍率)は、時価総額が年間売上高の何倍か(または株価が1株当たり売上高の何倍か)を表す。時価総額20億円・年間売上高2億円ならPSRは10倍、という実例で示される。
なぜ売上高で測るのか: PERは純利益ベース、PBRは純資産ベース。新興株・成長株はこれらの指標では株価水準を判断しにくいとされるため、売上高ベースのPSRを使う、という位置づけがはっきり説明される。
読み方: 一般にPSRが高いと割高、低いと割安と判断される。ただし利益ではなく売上で測っている以上、何を犠牲にして何を見ているのかを承知の上で使う指標であることが、この説明の順序から読み取れる。