自己資本比率

会社の中身

総資産のうち、返さなくていいお金の割合

何の数字?

自己資本を総資産で割った割合です。高いほど借金への依存が小さく、不況に耐えやすいと読めます。倒産に直結するのは赤字そのものではなく資金繰りなので、この数字は生存力の指標です。

読み方の目安

製造業なら40%以上で健全とされます。銀行や商社、リース業は構造的に低く出るので、この基準を当てはめてはいけません。

これだけで判断すると危ない理由

高ければ高いほど良い、ではありません。手元資金を厚く持ちすぎて事業に使えていない会社は、ROE(自己資本利益率)が低くなります。低金利のときに適度に借りて投資するのは合理的な経営判断です。

どこで見られるか

決算短信の1ページ目。四半期ごとに載っています。

解説動画: 【資産運用】貸借対照表(バランスシート)ってなんですか?│投資Q&A/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル

会社の健康診断表: 貸借対照表(バランスシート)は、会社がお金をどこから得て、何に使っているかを表した表。これを見ると財政的に健全か——借金が多すぎないか——が分かる、という位置づけで説明される。

3つに分けて見る: 右側が負債(借りたのでいつか返すお金)と資本(返す必要のないお金)、左側が資産(そのお金の使い道)。兄に借りたお金が負債、母にもらったお小遣いが資本、それで買った漫画やボールが資産、というたとえで説明される。

何が読めるか: 各項目のバランスを見れば「資本に対して負債が多い=借金しすぎではないか」「設備にお金をかけているんだな」といった会社の状態に気づける。細かい項目は多いが、大きくは3つに分けられると覚えておけば読みやすくなる。