標準偏差(リスク)
リスクの測り方
投資でいうリスクは、危険度ではなく振れ幅
何の数字?
リターンがどれだけばらつくかを示す数字です。投資の世界でリスクと呼ぶのは「損する確率」ではなく「上下の振れ幅」です。年率リスク20%とは、1年の成績がおおむね平均±20%の範囲に収まりやすい、という意味になります。
読み方の目安
国内債券で2〜4%、先進国株式で18〜20%、新興国株式やレバレッジ商品はそれ以上です。自分が耐えられる下落幅から逆算して商品を選ぶと、暴落時に売らずに済みます。
これだけで判断すると危ない理由
正規分布を前提にした数字なので、極端な暴落は想定より高い頻度で起きます。「めったに起きないはず」の下落が、10年に一度は来ます。また上と下を同じように扱うため、上昇の振れも同じリスクとして数えられている点に注意してください。
どこで見られるか
運用報告書、運用会社の月次レポート。過去何年で測った数字かを確認してください。
解説動画: 【投資信託】リスクの高低はどう見分ける?│投資Q&A/金融経済教育推進機構 (J-FLEC) チャンネル
リスクとリターンの位置関係: 横軸にリスク、縦軸にリターンを取ると、株式はハイリスク・ハイリターン、債券は株式に比べてローリスク・ローリターンの位置に来る。投資信託はその間のどこかに入る。
袋の中身で決まる: 投資信託を株式や債券が入った袋だと考える。株がほとんどの投資信託は株式寄りの性格に、債券が多い投資信託は債券寄りの性格になり、半々ならちょうど真ん中あたりになる。
見るべき場所: 商品名や運用方針の言葉ではなく、袋の中身がどうなっているかに注目する——これがリスクの高低を見分ける方法だという結論。数字を読む前段として役に立つ。