記録をつける

仕組みにする

続いている証拠が、続ける理由になる

何が起きるか

記録は上達のためだけのものではありません。自分がやってきた量を目で見られるようになると、その日の気分に左右されにくくなります。ランニングなら距離とコース、パン作りなら粉と水の量と焼き上がりの写真。三か月ぶんたまると、うまくいく条件と崩れる条件が見えてきて、良かった日を再現できるようになります。

どうするか

続く記録は、1行で終わる形です。日付と、やったことと、ひとこと。手帳でもアプリでもかまいませんが、開いてから書き終わるまで30秒に収まるかどうかで選んでください。写真を一枚残すだけでも記録になります。抜けた日は空欄のままにして、あとから埋め直さないほうが長く続きます。

やりがちな失敗

やりがちなのは、記録の様式を凝りすぎることです。表を作り込むほど書くのが重くなり、記録のために趣味をやる状態になります。もう一つは、途切れた記録を見て自己嫌悪に入ることです。連続日数は成果ではないので、途切れたら次の行から再開してください。見せたくなったら小さく公開する、伸ばす方向に使うなら目標の立て方へ。

解説動画: フルタイムでも月12冊読めた方法|読書習慣が続くルールと仕組み/軽く生きるラジオ | LIFELITE idea

読書の仕組み: フルタイムで働きながら本を読み続けている人の方法を、意思の弱さと気分のムラを前提にした仕組みとして二人で読み解いていく回です。根性の話ではないと断り、置き場所、読む時間、読んだ後の記録までを八つのルールに分けて追いかけます。読書が止まる日を作らないための設計、という立ち位置で進みます。

印をつける: 記録は、気になった箇所に印をつけるところから始まります。紙の本なら付箋、画面で読むならマーカー機能です。後で厳選しようとは考えず、少しでも心が動いたらためらわずに印を付けるのが要点だと言います。この一文は本当に重要かと考え始めると思考が止まり読む速度も落ちるので、ここは完璧主義を捨てる場面だと述べます。

写真で残す: 次に、付箋を貼ったページや線を引いた部分をそのまま写真で撮ります。紙と画面の印を画像という一つの形にそろえるので、後で処理する手間が減ると説明します。撮った画像はノートの読書の欄に貼っていくだけで、要約文は書きません。記録が続かない原因はまとめなければという圧力にある、という見方です。見返せば、どこで心が動いたかが分かります。

読んだら手放す: 記録を終えた本は手放し、置き場所の問題も同時に片づけます。未読の本を置く棚をあらかじめ狭くしてあり、置けなくなること自体が読む力になると言います。相場より少し下げるとすぐ売れるとも話し、買った費用を戻しながら次の一冊を入れる形です。本は持ち続けず通り抜けさせるもの、という扱いで、売る側の考え方は売るときのことにもあります。

仕組みで続く: 最後に、続けるのに要るのは根性や意思の力ではないと結びます。気になった本はその場でリストに入れ、次に何を読むかで迷わない。気が乗らない日は読みかけの別の本へ逃げ、毎日の食事に読書をくっつける。記録も画像を貼るだけまで軽くする。自分に合った仕組みを作れたことが、疲れずに続いた理由だという話です。