タチウオ

堤防・漁港

タチウオは、夏から秋の夜に堤防でテンヤやワインドで釣れる

見分け方

銀色に輝く細長い体にウロコが無く、表面のグアニンという銀色の色素が手に付くのが特徴です。頭を上にして立ち泳ぎすることが名前の由来と言われます。サイズは指の本数で表し、体高が指3本分なら「3本」と呼びます。

釣れる時期・場所

夏から秋の夜が狙いどきで、日が落ちてからの数時間が勝負どころです。常夜灯まわりや潮通しの良い堤防の先端に定期的に回ってきます。大分県周辺の豊後水道でタチウオの群れを調べた研究(Watari・Tokumitsu ほか, 2017)は、産卵のピークは春と秋の年2回あると報告し、2007年以降は春に産卵する群れが特に減っているとも指摘しています。

釣り方

電気ウキのキビナゴ、テンヤ、ワームのワインド釣法で狙えます。DAIWA船【船最前線】の動画は、テンヤは一定速度で巻くただ巻きが基本で、穂先が跳ね上がるか震える本あたりまで巻き続けると解説。JACKALLSTATIONの動画は、ジギングは1しゃくり1回転を刻むワンピッチジャークが基本と説明します。どちらも魚を抜き上げず、ハリスを持って引き抜くと、重い仕掛けが飛ぶ事故を防げます。

食べ方

塩焼き、刺身、天ぷら、ムニエルなど幅広く合います。英語圏の釣り人チャンネル(Jamaican anglers fishing)は、氷で冷やす前に体表の銀色の粉(グアニン)をこそげ落とすと、冷えて後からでは落としにくいと話しています。歯が非常に鋭く、暴れると簡単に指を切ります。必ずフィッシュグリップとプライヤーで扱ってください。仕掛けもよく切られるのでワイヤーハリスが安全です。

出典

  1. 論文・英語 Watari S, Tokumitsu S ほか(2017) Stock structure and resource management of hairtail Trichiurus japonicus based on seasonal broods around the Bungo Channel, Japan
  2. 動画 DAIWA船【船最前線】 【タチウオ入門】はじめての船釣りマニュアル ~テンヤタチウオ釣り~ | 船最前線
  3. 動画 JACKALLSTATION ゼロから分かる!タチウオジギングの基本【初心者超入門】/吉岡進・石川文菜
  4. 動画・英語 Jamaican anglers fishing Catch n cook Ribbonfish, Beltfish or Cutlassfish 🇯🇲

解説動画: 【太刀魚ウキ釣り】超簡単タチウオ仕掛け!釣り初心者にも出来るようにイチから全て解説します♪/さかきゅう

狙いはシンプルな仕掛け: タチウオのウキ釣りを、初心者が自分で組めるところから解説している。仕掛け自体は非常にシンプルで、部品を数点つなぐだけで成立する。

仕掛けの作り方: タチウオは歯が鋭いのでワイヤーハリスを使う。10cm前後のワイヤーの両端に、カン付きのタチウオ用袖バリとチヌバリを、どちらもハリ先が外側を向くように取り付ける。この2本バリにエサを刺すと段差ができるため、遠投してもエサが外れにくく、ハリ掛かりも良くなるという狙いになっている。

エサの付け方: サンマの切り身が定番で、キビナゴやイワシでもよい。冷凍のままだと硬くて刺しにくいので、半解凍にしてから刺す。タチウオバリを皮目から刺して1回転させ、もう一方のチヌバリも同じように刺すと、吊るしたときにきれいな段差になると実演している。