マアジ

堤防・漁港

サビキで始められる、堤防の主役

見分け方

体側の後ろ半分から尾の付け根にかけてゼイゴと呼ばれる硬くとがった鱗が一列に並ぶのが最大の目印です。背は青緑、腹は銀白色で、エラぶたの上ふちに小さな黒い斑点があります。よく似たマルアジとは、マルアジは第二背びれと尾びれの間に小さな離れびれを持つ点で見分けられます。

釣れる時期・場所

堤防では初夏から秋にかけて10〜15cmの小アジが群れで回り、これが一番釣りやすい時期です。朝まずめ・夕まずめが有利で、常夜灯のある漁港なら夜も狙えます。大型は水温が下がる秋に深場へ落ちる直前がねらい目です。

釣り方

いちばん易しいのはサビキ釣りです。カゴにアミエビを詰めて仕掛けを沈め、竿を数回しゃくってエサを煙幕のように出し、その中に仕掛けを漂わせます。反応が無ければ表層から底まで、タナを変えながら探るのが基本で、群れが浮いていれば足元でも掛かります。

食べ方

刺身、なめろう、フライ、干物と何にでも合います。豆アジは頭とワタを取って丸ごと南蛮漬けにすると骨まで食べられます。身に寄生虫がいることがあるので、刺身にするときは腹側を中心に目視で確認してください。

解説動画: プロが教える『堤防サビキ釣り』入門講座(仕掛けの作り方、道具、アジの釣り方を分かりやすく解説)/りんたこみっぴの釣りキャンプ

この釣りの位置づけ: 堤防でできるサビキ釣りを「釣りの原点」として紹介している。仕掛けにエサを付ける必要がなく、道具も少なくて済むため、初めての一匹に最も向いた釣りだと位置づけている。狙いの中心はアジで、身近で数が釣れて食べてもおいしい、堤防の代表格として扱われている。

まず身につけるもの: 帽子は「おしゃれ」ではなく安全のため—— 魚が暴れて仕掛けが飛んできたとき、頭を守れるかどうかが変わる。加えて自動膨張式のライフジャケットを腰に巻いている。水に落ちると自動で浮き輪が出る仕組みで、着用が条件になっている釣り場も多いことに触れている。

持ち物: 竿とリール以外に必要なものとして、タオル(魚のぬめりを取る・触るのが怖い人が持つときにも使う)、フィッシュグリップ(危ない魚が釣れたときに挟んでハリを外せる)、プライヤー、ハサミ、ロープ付きの水汲みバケツ(足場が高くても汲める)、クーラーボックス、道具箱を挙げている。

竿とリールのセット: リールを竿に固定し、ベールを起こしてから糸をガイドに1つずつ通していく。振出竿を伸ばすときは、ガイドが一直線に揃うようにまっすぐ伸ばす。力を入れずに伸ばすと、釣っている最中に竿が縮んでしまうので、まっすぐを保ちながらしっかり伸ばすのがコツだと説明している。