口に入れてしびれる・刺す

危険なサイン

判定: 捨てる

口に入れてしびれる・刺すは、ヒスタミンなど複数の原因が考えられるので、その場で飲み込まず出します。

見分け方

口に入れた瞬間に舌がピリピリする、しびれる、刺すような刺激がある。酸味による「酸っぱい」とは違う、感覚そのものへの刺激です。消費者庁はヒスタミン食中毒の症状に「唇や舌先の、いつもと違うピリピリした刺激」を挙げ、原因食品は赤身魚(サバ・カツオ・マグロ・サンマなど)とその加工品、症状は食べた直後から1時間以内に現れるとしています。

危険・注意

ヒスタミンによるしびれが代表的な原因です。Saha Turna らの2024年の総説は、発酵食品で報告された最大値として、キムチ947.3・魚醤783.9・塩漬け発酵魚421.7(いずれもmg/kg)を挙げています。Feng らの2016年の総説は、症状はアレルギー反応に似ていて、魚アレルギーと誤診されることが多いと書きます。しびれたものは、これ以上食べてよいとは言えません。

どうする

その時点で口から出し、飲み込まないでください。うがいをして、残りは廃棄します。「加熱すれば大丈夫」は当てはまりません—— ヒスタミンは熱で分解されません。顔の紅潮、じんましん、頭痛、吐き気などが出たら医療機関へ。何をどれだけ食べたかを伝えられるよう、容器は捨てずに残しておいてください。

出典

  1. 公的機関 消費者庁(2023) ヒスタミン食中毒
  2. 論文・英語 Saha Turna N, Chung R, McIntyre L(2024) A review of biogenic amines in fermented foods: Occurrence and health effects
  3. 論文・英語 Feng C, Teuber S, Gershwin ME(2016) Histamine (Scombroid) Fish Poisoning: a Comprehensive Review