こがねもち
こがねもちは、新潟県で育成された、餅や赤飯に使われてきたもち米です。
アミロース
低(〜15%)
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米の特徴
もち米はでんぷんにアミロースをほとんど含まず、日本の一般的な米は約20%とされています(農林水産省)。こがねもちは宮城県で「みやこがねもち」と呼ばれる主力の糯品種で、1958年から同県などの奨励品種に入っています。いもち病に弱く、稈が長くて倒れやすいこと、穂発芽で品質が落ちやすいことは課題に挙がっています(宮城県古川農業試験場、佐々木ら 2003)。
生まれ
1943年に新潟県農業試験場中条試験地で農林17号と信農糯3号を交配し、中新糯40号として育成されました。1956年にこがねもちと命名されました。晩生のもち米にあたります。母にこがねもち、父に東糯588を使って1993年に交配された宮城県の「もちむすめ」は、こがねもち並みの餅の食味を目標に育成され、2003年に水稲農林糯393号として登録されました(佐々木ら 2003)。
測られている値
うるち米のヨウ素比色法によるアミロース定量では、アミロースをほとんど含まないもち米の品種差は出ません。測られているのは餅の硬くなり方で、ついた餅を5℃で22時間置いた曲がり方の比は、こがねもち0.65・もちむすめ0.83でした(小さいほど硬化が速い。佐々木ら 2003)。もち4品種を調べた1件の報告では、重合度6〜12の短い枝が多い餅ほど押しつぶす力が小さくなりました(Sasaki ら 2012)。
出典
- 論文 佐々木都彦・遠藤貴司・千葉文弥・永野邦明(宮城県古川農業試験場)(2003) 晩生良質糯新品種「もちむすめ」の特性(東北農業研究 56, 5–6)
- 公的機関 農林水産省 米の食味の理化学評価
- 論文・英語 Sasaki T, Hayakawa F, Suzuki Y, Suzuki K, Okamoto K, Kohyama K(Cereal Chemistry 90(2) 101–106)(2012) Characterization of Waxy Rice Cakes (Mochi) with Rapid Hardening Quality by Instrumental and Sensory Methods
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