麦茶は、大麦を焙煎して煮出す、チャノキを使わない飲みものです。
写真: 국립국어원 / CC BY-SA 2.0 kr(Wikimedia Commons)味の特徴
大麦を焙煎してから煮出して作る飲みものです。煎茶や紅茶(アッサム・ダージリン)のもとになるチャノキとはまったく別の植物であるイネ科の穀物が原料で、カフェインを含みません。焙煎した麦の香ばしさが持ち味で、日本では夏の飲みものとして古くから親しまれてきました。麦茶という呼び方が定着する以前は「麦湯」と呼ばれ、江戸時代から親しまれていたとされています。
選び方
焙煎の度合いによって香ばしさの強さが変わり、深く煎ったものほどコーヒーに近い香ばしい香りが強く出るとされています。家庭で使う場合は、やかんで煮出す茶葉タイプと、水出しもできるパックタイプの2種類が主に売られており、用途に合わせて選べます。焙煎具合の表示があれば、香ばしさの強さを事前に推測する手がかりになります。カフェインを避けたい人が、コーヒーや緑茶の代わりに選ぶ場合もあります。
向いている淹れ方
沸騰した湯で5分ほど煮出す方法が、香ばしさをしっかり引き出しやすいとされています。急いでいるときや冷たいまま飲みたいときは、水出し用パックを冷水に数時間浸けておくだけでも作ることができ、夏場に手軽な方法として広く使われています。沸騰させた湯で煮出したあとは、粗熱を取ってから冷蔵庫で冷やすと雑味が出にくいとされています。
保存
煮出したものは傷みやすいため冷蔵庫で保存し、当日から翌日中に飲み切ることがすすめられています。乾燥した麦茶パックのほうは、密閉して常温の冷暗所で保存します。
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