メスティンの蒸し料理
メスティン・クッカー
メスティンの蒸し料理は、網を一枚敷けばメスティンが蒸し器になる調理法。
どんな料理?
底に網を敷いて少量の水を張れば、メスティンはそのまま蒸し器として使えます。油を使わないので後片付けが軽く、朝の一品にも酒のつまみにもなります。市販のシュウマイや肉まん、根菜や葉物の温野菜が手軽にできます。朝食・夕食のどちらにも合わせやすく、食材を変えるだけで同じ手順が使えます。蒸し器がなくても、メスティン一つで蒸し料理ができる手軽さが、キャンプ向きの理由です。
材料
水は底に張り、蒸している間に減るので途中で足します。網が無いときは、アルミホイルを丸めた台で代用します。冷凍シュウマイや肉まん、ざく切りのキャベツやにんじんなど。クッキングシートを敷くと網に張りつかず、洗い物もほとんど出ません。生肉を扱った皿やはしは、蒸し上がりの料理と分けます。味は、ポン酢やごまだれを小袋で用意すると便利です。
作り方
水を入れて網を置き、具を並べてふたをします。中火で沸かし、湯気が上がったら弱火に落とします。豚肉や鶏肉を含む具は、中心温度が75℃で1分間以上になるまで蒸してください。水がなくなったまま火にかけ続けると空焚きになり、変形や焦げつきを起こします。途中で一度湯を足してください。蒸し時間は具の大きさや冷凍かどうかで変わるので、割って中まで火が通ったかを確かめてください。
コツ・注意
葉物は上、火の通りにくい根菜は下に置くと同時に仕上がります。蒸し上がりのふたは湯気が一気に噴き出すので、顔を近づけず手前から開けます。Leeらの研究では、野菜を電子レンジ・蒸す・湯通し・茹でるの4通りで調理して比べ、茹でた場合の残りがいちばん少なかったと報告されています。肉の入った具は、この研究の対象外なので、加熱の目安を優先してください。
出典
- 論文・英語 Lee S ら(Food Science and Biotechnology)(2017) Effect of different cooking methods on the content of vitamins and true retention in selected vegetables
- 公的機関 厚生労働省 食中毒予防:お肉はよく加熱して食べよう(厚生労働省 WEBマガジン「厚生労働」)
解説動画: メスティンと100円ショップの網で作る蒸し餃子/ひぐぞうチャンネル
概要と使う道具: ラージサイズのメスティンで蒸し餃子を作る。蒸し網に使うのは、100円ショップで売られているバット用の金属製の網で、ラージメスティンにちょうど収まるサイズ。ほかに必要なのはクッキングシートと水だけで、いずれも同じ店で揃う。
セットの仕方: まずメスティンに水を入れる。水の量は網にかかるかかからないかくらいが目安。網を置き、その上に本体の大きさに合わせて切ったクッキングシートを敷いてから餃子を並べる。シートを敷いておくと餃子が底にも互いにもくっつかない。並べ終えたら蓋をするだけでよい。
火加減と蒸し時間: 中火で加熱を始めたが、2分半ほどで泡が立ち吹きこぼれそうになったため弱火に落としている。水が全部飛んでしまうのを避けるためで、以降は弱火のまま。5分ではまだ中まで火が通らず、さらに2分足した合計7分で蒸し上がった。冷凍やチルドではなく生餃子を使ったため、火の通りに時間がかかっている。
仕上がりと続けて蒸せる点: 7分で皮がもちもちのまま蒸し上がり、生餃子でも焼かずにもっちりした食感が残る。蒸し終えても水はまだ十分残っており、そのまま続けて何回か蒸せる状態だと確認している。