皮下組織

肌の構造

脂肪の層で衝撃をやわらげ体温を保つクッション役です

しくみ

皮下組織は真皮のさらに下にある層で、脂肪細胞が集まった脂肪組織を中心に、血管や神経が通っています。脂肪の厚みは体の部位や個人によって差があり、外部からの衝撃をやわらげるクッションの役割や、体温を保つ断熱材のような役割を担っています。皮膚を骨や筋肉の上につなぎとめながらも、体を動かせるようにする働きもあります。

スキンケアとの関わり

皮下組織の厚みは体質や全身の脂肪のつき方に左右される部分が大きく、肌の表面に塗るスキンケアで直接変えられる層ではありません。日々のスキンケアが主に働きかけるのは表皮や真皮までであり、皮下組織はその土台として皮膚全体を支えている層だと捉えられます。

解説動画: 肌構造について【美肌・コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・ターンオーバーを分かりやすく解説】/バレットジャーナル大学

表皮・真皮を下から支える層: 皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織という3層構造になっており、皮下組織はこの中でいちばん内側にある層です。大部分を皮下脂肪が占めており、そこに血管が通っていて、上にある表皮や真皮に栄養を届けたり、老廃物を運び出したりする働きも担っているとされています。

衝撃をやわらげるクッションの役割: 皮下組織にある脂肪の層は、体の外から加わる刺激や衝撃をやわらげるクッションとして働くと考えられています。皮膚を骨や筋肉の上につなぎとめる土台としての働きも担っています。

熱を伝えにくく、体温を保つ働き: 皮下脂肪には熱を伝えにくいという性質があり、これが体温を一定に保つ断熱材のような働きにつながっているとされています。あわせて、皮膚を流れる血液の量が調節されることで、体の熱を逃がしたりためたりする仕組みとも関わりがあると考えられています。

エネルギーを脂肪として蓄える働き: 皮下組織の脂肪は、クッションや断熱としての役割だけでなく、体を動かすためのエネルギーを蓄えておく役割も担っていると考えられています。皮下脂肪の厚みは体の部位や個人によって差が大きく、一律には言えません。