表皮の構造

肌の構造

肌の一番外側にある層で、細胞が生まれ変わりながら表面へ押し上げられます

しくみ

表皮は皮膚の一番外側にある層で、外側から角層・顆粒層・有棘層・基底層という順に重なっています。基底層で生まれた細胞は、形を変えながら少しずつ表面へ押し上げられ、最終的に角層で扁平な角質細胞となり、やがて垢としてはがれ落ちます。この生まれ変わりの流れをターンオーバーと呼びますが、一巡にかかる日数は年齢や部位によって差があり、正確な日数は分かっていません。

スキンケアとの関わり

表皮の最も外側にある角層は、水分の蒸発を防ぎ、外部からの刺激やほこりなどが入り込むのを防ぐバリアとしての役割を担っています。スキンケアの保湿や洗顔の多くは、この角層のうるおいを保ち、肌を整えることを目的にしています。ターンオーバーの乱れは肌のキメに関わると考えられていますが、生活習慣でどこまで直接整えられるかは、はっきりとは分かっていません。

解説動画: 肌構造について【美肌・コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・ターンオーバーを分かりやすく解説】/バレットジャーナル大学

皮膚の一番外側にある薄い膜: 動画では、皮膚が表皮・真皮・皮下組織の三層からなっていることを説明したうえで、表皮はそのうち一番外側にある層だと紹介しています。表皮の厚さはおよそ0.2ミリで、皮膚全体の中でもごく薄い部分にあたるとされています。皮膚全体を広げると成人でおよそ畳1枚分の面積になるという例えも紹介されていて、その表面を覆っているのが表皮という位置づけがわかりやすく示されています。

角質層・顆粒層・有棘層・基底層の4つの層: 動画では、表皮が外側から角質層・顆粒層・有棘層・基底層という4つの層に分かれていると説明されています。この並び方は、この図鑑の表皮の項目で紹介している構造と同じで、いちばん奥にある基底層で生まれた細胞が、形を変えながら少しずつ表面へ向かって押し上げられていく流れの土台になっている構造です。

表皮の大部分を占めるケラチノサイト: 動画では、表皮の大部分がケラチノサイトと呼ばれる角化細胞と、それが変化した細胞で占められていると説明されています。基底層で生まれた細胞が上の層へ向かって移動しながら形を変えていく、その中心的な存在としてケラチノサイトが位置づけられています。

外部の刺激や乾燥から内部を守るバリアの働き: 動画では、表皮の働きとして、外部からの異物の侵入や体内の水分が必要以上に蒸発してしまうのを防ぎ、内部を保護するバリアの役割が紹介されています。表皮がこの役割を担うことで肌の内側がうるおいや外からの刺激から守られているという説明で、スキンケアで保湿や洗顔が重視される理由ともつながる内容です。