真皮の構造

肌の構造

コラーゲンやエラスチンが肌のハリと弾力を支える層です

しくみ

真皮は表皮の下にある層で、線維芽細胞という細胞が、コラーゲンやエラスチンといった線維状のたんぱく質や、ヒアルロン酸などの保水性の高い物質をつくり出しながら組織を支えています。血管や神経、汗腺、皮脂腺の一部もこの層に通っており、皮膚に必要な栄養や感覚の情報を運んでいます。コラーゲンやエラスチンは加齢とともに減少していくことが知られており、これが肌のハリや弾力の変化に関わると考えられています。

スキンケアとの関わり

真皮のコラーゲンやエラスチンは肌のハリや弾力を支えていますが、化粧品として塗った成分がどの程度この層まで届き、どのように働くかは成分ごとに異なり、一律には言えません。日々のスキンケアで直接働きかけられるのは主に表皮であり、真皮のうるおいや土台を保つことを助けるという考え方で捉えておくとよい範囲です。

解説動画: 肌構造について【美肌・コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・ターンオーバーを分かりやすく解説】/バレットジャーナル大学

肌は表皮・真皮・皮下組織の3層でできている: 動画では、肌の断面を表皮・真皮・皮下組織という3つの層に分けて説明しています。表皮は肌の一番外側にある薄い層、真皮はその内側にあって肌の組織の大部分を占める層、皮下組織はさらに奥にある層とされています。真皮は「肌本体」とも言えるほど厚みのある層で、肌の土台としての役割を担っている、という位置づけで紹介されています。

真皮を満たすコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸: 動画によると、真皮の大部分は線維状のたんぱく質であるコラーゲンが占めており、そのコラーゲン同士を結びつける役割をエラスチンが担っているとされています。さらにその間を、水分を抱えたヒアルロン酸などの物質がクッションのように満たしていると説明されており、これらが組み合わさることで肌の形や弾力が保たれる、という捉え方が紹介されています。

これらをつくり出す線維芽細胞: コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった真皮の成分は、線維芽細胞と呼ばれる細胞によってつくり出されていると動画では説明されています。真皮の構造を内側から支える細胞として位置づけられており、真皮のしくみを理解するうえでの基本的な用語として紹介されています。

真皮を通る血管や皮脂腺・汗腺: 真皮には血管やリンパ管のほか、皮脂腺や汗腺といった付属器も通っていると動画では説明されています。これらは肌に栄養を届けたり老廃物を運び出したりする働きに関わっているとされ、真皮がコラーゲンなどで肌を支える構造であると同時に、こうした付属器の通り道でもあることが紹介されています。