去年の日焼け止めを今年も同じように使って良い

紫外線・美白の誤解

日焼け止めは劣化するため毎年新しいものが望ましいです

よく言われること

去年使い残した日焼け止めを、今年もそのまま同じように使って問題ないと言われることがあります。

実際はどうか

日焼け止めに含まれる成分は、時間の経過や保管環境によって劣化することがあるとされています。高温多湿の場所や直射日光の当たる場所での保管、開封後の期間の長さによって、期待した効果が得られない場合があります。

なぜ広まったか

化粧品は多くの場合、未開封であれば期限表示が省略できるため、消費者が使用期限を意識しにくいことが背景にあると考えられます。もったいないという気持ちから使い切りたいと考える人も多いようです。

どう言えば正しいか

開封後の目安の期間を意識し、テクスチャーの分離や変色、においの変化が見られる場合は使用を控えるのが望ましいとされています。毎シーズン新しいものに替えることも一つの考え方です。

解説動画: 【検証】去年の日焼け止め使っていいのか?UV実験したら驚きの結果に…/すみしょう

実験の内容: 動画では、去年購入した日焼け止めと今年購入した同じ製品を用意し、UVカット効果にどれくらい差が出るかを比べる実験が行われています。日焼け止めを薄く伸ばして塗ったプレートの下に、紫外線に当たると色が変化するラベルを置き、太陽光にさらして色の変わり方を観察するという方法がとられています。

結果からわかったこと: 実験の結果、去年購入した製品と今年購入した製品とで、色の変化にはっきりした差は見られなかったとされています。ただし、これは1つの製品を1回だけ試した結果であり、他の製品やメーカーでも同じ結果になるとは限らないと動画内でも述べられています。

使う前に確認したいポイント: 動画では、去年の日焼け止めをそのまま使ってよいかを判断する目安として、いくつかの確認点が紹介されています。容器から出したときに普段と違うにおいがしないか、水分と油分が分離していないか、色が変わっていないかを見ること、そして実際に肌に塗ってみて刺激を感じないかを確かめることです。紫外線吸収剤を含む処方は、長期間光にさらされることで成分が変化し、刺激につながる場合があるとも説明されています。

保管の仕方と使い切れないときの工夫: 日焼け止めが余ってしまったときは、直射日光の当たらない室温の涼しい場所で保管するとよいとされています。窓際や車内など高温になりやすい場所は避けたほうがよいという説明もありました。また顔に使うのがためらわれる場合は、頬に比べて肌への浸透が起きにくいとされる腕や体に使う方法も、ひとつの選択肢として紹介されています。