室内にいれば紫外線対策は不要
紫外線・美白の誤解
窓越しにもUVAは届くため室内でも対策が有効です
よく言われること
屋内にいれば太陽の光を直接浴びないため、紫外線対策は必要ないと言われることがあります。オフィスや自宅で過ごす日は日焼け止めを塗らない人も見られます。
実際はどうか
一般的なガラス窓はUVBの多くを遮る一方、波長の長いUVAは通しやすいとされています。窓際で長時間過ごしたり車を運転したりする場合、UVAの影響を受け続ける可能性があります。
なぜ広まったか
紫外線対策は「外に出るときにするもの」というイメージが強く、室内は屋外と対になる安全な場所として扱われがちです。窓ガラスが光を完全に遮っていると思われやすいことも一因と考えられます。
どう言えば正しいか
窓際で過ごす時間が長い日や、車での移動が多い日は、室内でもUVA対策を意識すると良いとされています。カーテンや遮光フィルムを使う方法もあわせて知られています。
解説動画: 【日焼け止めは屋内でもぬるべき?】 美容専門家が屋内で日焼け止めを塗らない理由。屋内で日焼け止めをぬるべき人・ぬるべきじゃない人の違い/かずのすけ
屋内でも紫外線を浴びていることがある: 環境省がまとめた紫外線環境保健マニュアルでは、屋内で過ごす人が年間に浴びる紫外線量は、屋外にいる人のおよそ10〜20%程度になるとされています。窓ガラスは紫外線をすべて遮っているわけではなく、窓際で過ごす時間が長いほど、その影響を受けやすくなると考えられています。
日焼け止めを塗ることにも、肌への負担という側面がある: 日焼け止めには紫外線を防ぐ役割がある一方で、人によっては肌に合わず、荒れやすくなったりニキビができやすくなったりすることもあります。毎日塗って落とす工程を繰り返すこと自体が肌への負担につながる場合もあるため、そのバランスをどう考えるかが一つの論点として語られています。
屋外にいる時間の長さを目安にする考え方: 屋外で過ごす時間がごく短い用事の場合と、長時間外にいたり窓際で過ごしたりする場合とで、対策の必要性を分けて考える方法が紹介されています。目安として、屋外にいる時間が10分に満たないような短い外出では、塗らない選択をすることもあると語られています。
どこまで対策するかは、本人の考え方次第という側面もある: 紫外線対策をどこまで重視するかは、シミやそばかすをできるだけ防ぎたいという気持ちの強さや、肌質、生活スタイルによって人それぞれです。屋内での対策を必ずしなければならないものと一律に決めつけるのではなく、自分の肌の状態や目的に合わせて選ぶことが勧められています。