サイクルタイマー

測る・制御する

決めた秒数で入切をくり返すタイマーです。噴霧の長さと間隔は、ここで決まります。

何のためのものか

電磁弁やポンプを、決めた時間で入切させ続ける部品です。噴霧栽培は霧を出しっぱなしにする方式ではなく、間欠噴霧で出す時間と止める時間を組み合わせます。綿を育てた Lin ら 2024 は10秒噴霧して5分休む周期を対照区とし、デジタルのサイクルタイマーで常閉の電磁弁を駆動しました。この周期を刻み続けるのが、この部品の仕事です。

選ぶときに見るところ

秒を刻めるかどうかが最初の分かれ目です。噴霧の側は10秒前後、休止の側は分の単位という組み合わせになるため、分きざみのタイマーでは噴霧の時間そのものを作れません。入と切を独立に設定できる型を選びます。接点の容量がつなぐ機器に足りているか、停電のあとに設定が残って再開するかも見るところです。

使いかたと手入れ

据えるのは霧と水のかからない場所です。設定した周期どおりに霧が出ているかは、立ち会って何度か数えるほかありません。休止を延ばせば与える量は減り、Lin ら 2024 は休止を5分から50分へ延ばして、給液量を1時間あたり130mLから13mLまで下げています。長さと間隔の決めかたは噴霧時間の長さと休止時間の決めかたの側です。

無いとどうなるか

タイマーが止まれば、霧は出っぱなしになるか、出ないままになります。出っぱなしなら根が底の水に浸かっているの側へ、止まったままなら気づいたら霧が出ていないです。根は土に守られていないので、乾きは早く進みます。止まってからどこまで持つのかという話は、停電で霧が止まると数分で枯れる?のほうにまとめました。