Webライティング

書く・伝える

指示に沿って記事を書く在宅の仕事

どんな仕事?

企業のサイトや情報メディアに載せる記事を、発注元の指示どおりに書く仕事です。求められるのは名文ではなく、読み手の疑問に順で答える構成と事実の裏取りです。発注するのはメディア運営会社や制作会社、事業会社の広報担当で、書き手の名前は表に出ない案件が大半を占めます。テーマは金融から子育てまで幅広く、専門知識より調べて整理する力が問われます。

仕事の流れ

募集に応募し、テストライティングを経て受注するのが一般的な入り方です。発注時に構成案やキーワード、文字数と参照する一次情報が渡されるので、まず構成を先に出して合意を取ります。本文を書いたら誤字と事実を自分で点検し、指定の形式で納めます。1〜2回の修正を挟んで検収され、報酬は翌月にまとめて振り込まれることが多いです。日程の読み方は納期の見積もりが参考になります。

単価と収入の目安

単価は文字数で決まることが多く、未経験可の案件は1文字0.5〜1円、専門性や取材が絡むと1文字2〜5円まで開きます。同じ3000字でも受け取る額が十倍違うということです。慣れるまでは調べ物に時間を取られ、時給に直すと数百円も珍しくありません。単価が上がるのは実績が積み上がってからで、半年から1年かかる人が多く、額は人によって大きく違います。

最初の1件までにやること

はじめに自分が書ける題材を三つ決めます。本業の周辺や長く続けた趣味など、背景を説明できる分野が有利です。次にサンプル記事を二本書いて公開し、応募時に見せられる状態にします。大手のクラウドソーシングサイトやスキルマーケットで、単価が低くても実績を一件つくるのが結局は早道です。見せ方はポートフォリオの考え方に沿って整えてください。

向かない人・つまずくところ

文章が好きというだけでは続きません。指示どおりに直す仕事なので、自分の表現にこだわる人は苦しくなります。締切前の休日が丸ごと消えることもあり、本業の繁忙期は受けない判断が要ります。安い案件を数でこなすと時間だけ削られて実績が残らないため、相場から外れた低単価の見分け方は早いうちに覚えておきましょう。

解説動画: 【第8回】Webライターのお仕事受注方法【Webライティング講座】/【リベ大】スキルアップチャンネル

仮払いのある入口: 仕事を探す場所はSNSやオンラインの集まりなど複数あるが、最初はクラウドソーシングの大手サイトが勧められる。理由は募集の数——大手1サイトのライティング案件だけで3000件以上あり、探して無いということがまず起きない——と、仮払いの仕組み。作業前に発注者が報酬を預けるので、途中で連絡が途絶えても報酬は受け取れる。

受ける前に確かめる8点: 応募前に見る項目は執筆ジャンル、1記事の文字数、報酬、執筆方法、業務範囲、納期、納品方法の7つ。加えて、募集要項に書かれていない点は受注前に必ず聞くのが8つ目。とくに業務範囲——文章だけか、記事内の画像や装飾まで含むか——は自分の作業時間を大きく左右する。

応募先に選ぶ案件の条件: 応募先を選ぶ目印は5つ。まず募集の説明文がしっかり書いてあること——説明が適当な相手は仕事の進め方も適当で、もめやすい。文字単価は0.5〜1円以上を狙い、0.1円のような案件は避ける。1万文字書いて1000円では割に合わないうえ、買い叩く発注者は注文が後から増えやすい。残る3つは初心者歓迎の募集、自分が詳しいジャンル、業務範囲が執筆だけのもの。

応募文の組み立て: 応募文は挨拶応募理由自分に頼む利点実績過去に書いた記事のURL略歴の順に組む。記事のURLは自分のブログでもよく、どんな文章を書く人か見せられるかが採否を分ける。名乗りはできれば本名のほうが信頼されやすいが、副業を知られると困る事情があるなら無理に出さなくてよい。

使い回しが落ちる理由: 応募文の全文の使い回しはしない。発注者は多くの応募を見ているので同じ文面だと分かるし、大事な応募文をコピーで済ませる人は記事もどこかから写してきそうだと受け取られる。実績や略歴のような変わらない部分の流用はよい。書くべきは自分の話ではなく相手に生まれる利点で、実績のないうちは落ちるのが普通だとも言う。