オンライン講座の販売
教える・相談する
知識を動画にまとめ、売り続ける形
どんな仕事?
自分の知識を動画や資料にまとめ、講座として売ります。教える相手が目の前にいないぶん一度作れば売り続けられるのが最大の特徴で、収入が拘束時間に縛られません。売り場は講座を集めたプラットフォームか、自分の販売ページの二通りです。誰の、どのつまずきを消すのかが曖昧な講座は、中身が良くても選ばれません。
仕事の流れ
想定する受講者と到達点を決め、目次を10〜30本の短い動画に割ります。台本を書いて画面録画で撮り、音声を整えて書き出します。編集の負荷が重いときは動画編集の手順を借りると早く回ります。プラットフォームなら審査を経て公開し、紹介文と値付けを調整し、質問への返信と教材の更新を数か月ごとに続けます。
単価と収入の目安
価格は2,000〜3万円と幅が広く、売れる本数は宣伝の有無で桁が変わります。プラットフォームは売上の3〜5割を手数料や割引の原資に充てる設計が多いです。ストック型とフロー型でいえば典型的なストック型で、公開してしばらく1本も売れないのは普通に起きます。作りきる前に収入を当て込まないでください。
最初の1件までにやること
小さく作るのが先です。1テーマ・合計60分ほどの講座を1本だけ仕上げて公開するのが最短で、マイクと画面録画のソフトがあれば足ります。静かな時間帯にまとめて撮り、売る前に知人3人に見てもらい分かりにくい箇所を直します。宣伝の文言は「必ず稼げる」という表示にならないよう、成果ではなく中身で書きます。
向かない人・つまずくところ
作る時間が最初にまとめて必要で、完成するまで収入はゼロです。公開後も受講者の質問対応と、制度やソフトの変更に合わせた撮り直しが続きます。古いまま売り続ければ評価が下がります。人に教えられるほど自分の中で整理できていない段階だと途中で手が止まるので、まず教えた経験を積むほうが近道になります。
解説動画: 【オンライン教育】見ていてわかりやすい型がある! 動画教材収録のコツ<準備編④>わかりやすい動画の「型」/デジタルハリウッド公式
わかりやすい動画の型: 動画教材には、スライドで話す講義型でも手を動かす実習型でも共通して使える順番がある。①この回で何をやるか ②目次と覚えるべきポイント ③講義・実習 ④おさらいの4段。本編の前後にスライドを挟んでこの型を守ると、何をやり何を覚えるべきかが受け手に明確になる。
最初にゴールを見せる: 冒頭で、この回で覚えてほしいことを言い切ってしまう。実習型なら今回作る完成物を先に見せて、これがゴールだと示す。配布データがある回では、保存場所の指定と素材がそろっているかの確認を必ず一番最初に置き、使う技術を説明してから制作に入る。ここは走らずにやる。
手順を先に宣言する: 次に目次と覚えるべきポイントを出す。ソフトの実習なら、ファイルの下準備から作り込み、仕上げまでの流れを大筋で見せる。講義ならゴールに対してポイントが4つあると先に宣言し、順番にレクチャーしていく。何のために今の作業をしているのかがわかると、頭に入りやすくなる。
要点は絞り、5分10分で切る: 本編は詰め込まない。要点は4プラスマイナス1に抑え、5分から10分で区切る。長くなりそうなら、そこでいったん終えて次の動画へ送る。分けたほうが学ぶ側は達成の感覚を積み重ねられるので、時間のかかる内容ほど細かく割ったほうがいい。
最後にもう一度さらう: 締めで、冒頭に示した目次と覚えるべきポイントをもう一度見せる。本編で扱った内容も含めてさらうことで記憶の定着につながる。同じ要点を最初と最後の二度示すのがこの型の核で、この順番どおりに組み立てるよう勧めている。