スキルマーケット

集客と販売の言葉

スキルマーケットは、できることを商品として並べて売る場。

どういう意味?

自分にできることを商品として先に並べておき、買い手がその中から選んで購入する形の売り場です。案件の募集に応募するクラウドソーシングと違い、中身も値段も出品者が決めるため、何をいくらで売るのかを自分で決める必要があります。英語圏の講演(Traction の Brian Rothenberg)は、入札式の売り場で買い手が値段や腕の見当がつかず迷ったため、入札をやめて時給制に改めた例を話します。

どこで出てくるか

国民生活センターには、「表示どおりのスキルが提供されない」「内容や質がイメージと異なる」といった相談が寄せられています。事例は、イラスト作成を3日で仕上げると言われたのに納品されず、取りやめを申し出ると「既に取り掛かっている」と断られたものです。運営事業者は規約で、トラブルは原則当事者間で解決するとしており、介入しない事業者もあります。

使うときの注意

スキルマーケットそのものの研究ではありませんが、経験のない人の最初の一件を扱った実験があります。研究者が、オンラインの仕事市場で無作為に選んだ952人を雇い、詳しい評価か粗い評価を公開したところ、雇うことと詳しい評価がその後の就業を大きく改善しました(Pallais、2014)。最初の一件のつくり方は実績のつくり方にまとめています。

出典

  1. 動画・英語 Traction(Brian Rothenberg) Brian Rothenberg - How To Build & Scale a Marketplace from $0 to Billions
  2. 公的機関 国民生活センター(2023) デジタル・プラットフォームに関するトラブル
  3. 論文・英語 Amanda Pallais(2014) Inefficient Hiring in Entry-Level Labor Markets