リードタイム
集客と販売の言葉
リードタイムは、発注から手元に届くまでの所要時間。
どういう意味?
注文してから、品物や成果物が相手の手元に届くまでにかかる時間のことです。日本IE協会は、注文から納品までの期間、または原材料から完成品ができるまでの時間、と説明しています。自分が手を動かしている時間だけでなく、相手の確認待ちや配送、修正のやりとりまですべて含めて数えます。平日に動けない副業では、待ちの日数も自分の時間として数える必要があります。
どこで出てくるか
物販の仕入れと、制作の納期を約束する場面で出ます。中古品の転売のように在庫を抱える副業では、届くまでの日数を読み違えると在庫切れになりかねません。制作でも確認待ちの日数が静かに積もります。公正取引委員会のフリーランス法Q&Aによると、対象の取引では、発注者は納品や役務提供の期日と、検査をするならその完了日を、発注時に明示します。
使うときの注意
自分の作業時間だけで約束すると間に合わなくなりがちです。相手の確認や差し戻しを見込んで少し長めに伝えるのが基本です。フリーランス法のQ&Aでは、報酬の支払期日の数え始めは、品物なら検査の有無を問わず受け取った日とされ、検査が長引いても変わりません。日数の数え方は納期の見積もりにまとめてあるので、最初の一件を受ける前に目を通しておくと安全です。
出典
- 資料 日本インダストリアル・エンジニアリング協会(日本IE協会) リードタイム(用語|IEとは)
- 公的機関 公正取引委員会 Q&A(フリーランス・事業者間取引適正化等法)
解説動画: 知らなきゃマズい!? 基礎知識:納期管理の基本/生産管理プロフェッショナルコミュニティ
納期の前に置く時間: 納期を管理するうえで先に考えるのがリードタイムで、受注から製造・納品までにかかる所要時間のこと。主に日数で管理する。指示を出せばすぐ物ができて出荷できるわけではないので、どこでどのくらいかかるかを把握しておく。製造業では3つの納期と3つのリードタイムをセットで考えると整理する。
出荷リードタイム: 完成品を出荷してから得意先に届くまでに要する期間。トラックでの輸送距離、経由する倉庫の数、輸送便のダイヤの組み方やタイミングで長さが変わる。ここを見落とすと、納期に合わせて作ったのに納品が間に合わない。物を届けるまでが生産管理の責任、という言い方をしている。
調達リードタイム: 原材料や部品を発注してから自社に届くまでの期間。発注先ごと、品目ごと、数量によっても違うので、仕入れ先・外注先ごとに把握する。在庫管理の判断材料にもなる——調達が長い部品や不安定な部品は、機会損失を避けるため在庫を多めに持つ判断につながる。
製造リードタイム: 製造開始から完成までの期間で、工程リードタイムと作業リードタイムに細分化できる。加工や組み立ての作業時間だけでなく、待ち時間・運搬時間・検査時間といった工程間の停滞時間も含む。製品ごと・ラインごとに大きく違うので、把握していないと納期回答が迅速に出せない。
無理な納期と短縮策: 発注側が受注側の供給できるリードタイムを分かっていないと無理な発注が起きる。生産に10日かかる製品を7日後に納入してほしいという注文は意外と多く、100台を急に1000台へ、20日納期をいきなり10日納期へという変更も対応しきれない。短縮の手は生産計画を早めに取引先へ通達する、段取り回数を減らす、配送ルートを最適化する。