特Aの表示

評価

特Aは、日本穀物検定協会の食味ランキングで最上位の段階です。「日本一」を決める順位ではありません。毎年、道府県から選ばれた産地品種を基準米と比べて試験し、その年の産米ごとに段階を付けます。評価は専門の評価員による食味官能試験の結果で、成分の数値そのものではありません。袋に「特A」とだけあるときは、どの産地品種・どの産年の評価かを確かめます。

何を表しているか

協会の食味ランキングは、産地品種の米を、基準米と比べて評価する仕組みです。基準米は複数産地のコシヒカリをブレンドした米で、食味官能試験を専門の評価員20名が行います。段階は特A(基準米より特に良好)・A(良好)・A'(おおむね同等)・B(やや劣る)・B'(劣る)の5つです。昭和46年産米から毎年実施されており、産年ごとに結果が出ます。

決まりの中身

対象は道府県が選んだ産地品種で、同じ産地品種でも年ごとに評価が入れ替わります。令和7年産は144産地品種が試験され、特Aは43、Aは71、A'は30、B・B'は0でした。令和6年産のAから令和7年産で特Aになったものは11産地品種、前回特Aから今回Aになったものは7産地品種あります。令和7年産の特A43産地品種のうち、コシヒカリは6です。

よくある勘違い

「特Aは日本一おいしい米の印?」と言われがちですが、特Aは一つに絞る仕組みではありません。令和7年産でも特Aは43産地品種あります。特Aを取った産地品種が翌年Aに下がることもあるので、袋の産年を見ずに「特A」だけで今年の米を評価することはできません。この段階からは、特A同士の味の差は数字で分かりません。

出典

  1. 資料 日本穀物検定協会 食味試験
  2. 資料 日本穀物検定協会 米の食味ランキングの概要
  3. 公的機関 農林水産省 米の食味の理化学評価