精米時期
時期と鮮度
米を精米した時期を書く欄で、賞味期限や消費期限ではありません。表示は年月日か、年月旬(上旬・中旬・下旬)のどちらかです。
何を表しているか
米を精米した時期を書く欄で、一括表示の中にあります。年月日か、年月旬(上旬・中旬・下旬)のどちらかで書かれます。袋に載る日付はここだけなので期限と取り違えられますが、賞味期限でも消費期限でもありません。精米していない玄米の袋では「調製時期」、無洗米では加工した時期がこの欄に入ります。表側の「新米」は産年とこの欄の両方で決まるので、ここで確かめられます。
決まりの中身
食品表示基準で定められた表示事項です。以前の「精米年月日」が令和3年7月1日の改正で「精米時期」に改められ、年月旬での表示も選べるようになりました。旬は上旬が1日から10日、中旬が11日から20日、下旬が21日から末日を指します。日付が新しくないというだけで売り場から下げられる食品ロスを減らすことが、改正の理由に挙げられています。
よくある勘違い
期限ではないので、過ぎたら食べられないというものではありません。ただし貯蔵の間に脂質が分解し、ヘキサナールなど古米臭のもとになる成分が増えるとされています(農林水産省)。進み方は置き場所の温度で変わるので、精米してからの時間だけで一律に決まるものではありません。においが気になるときは研ぐときからにおう、置き方は米を保存するを見てください。
解説動画: 【東海農政局食品安全セミナーWeb】「お米の表示が変わります!」(精米年月日から精米時期へ)/maffchannel
欄の名前が変わる: 農政局のセミナーとして、袋に使われた原料を書く欄のうち精米年月日がどう変わるかから始めます。これまでは精米した日を年月日で書いていたが、これからは日を旬として書けるようになった。それに合わせて欄の名前も精米は「精米時期」、玄米は「調製時期」に変わると説明します。
旬という書き方: 旬は日をまとめた言い方で、動画は「令和◯年◯月上旬」のような書き方を例に挙げ、精米時期に10日間の幅ができると述べます。年月日で書く形が無くなるわけではなく、これからは年月日表示と旬表示の二通りになる。玄米の調製時期も精米と同じで、どちらにも旬表示が加わったと念を押します。
切り替えの期間: 事項名の変更は令和4年3月31日までにお願いしているところだと述べます。すでに印刷した包装の在庫が無駄にならないよう、同じ日まで経過措置が置かれた。そのため店頭では、古い書き方と新しい書き方の両方が並ぶ期間があることになる、と買う側から見た形にして説明します。
なぜ旬にしたか: 旬表示が加わった背景として、動画は食品ロスの削減と環境負荷の低減を挙げます。米は精米してから急激に品質が落ちるものではなく、一定の期間が過ぎた精米でも十分に食べられるのに、日付が古いという理由だけで店頭から撤去され、売れなくなっていた。撤去の理由が中身ではなく日付だった、という順で説明が進みます。
配送の回数まで: もう一つ、1日でも新しいものから売れるため店からの注文が細かくなり、配送の回数が多くなっていたとも述べます。旬にすればその回数が減り、トラックの排気ガスも減らせる。動画はこれをつくる責任 つかう責任などの目標に位置づけ、店頭で選ぶときの知識として使ってほしいと結びます。