機能語を強く読んでしまう
強勢とリズム
機能語を強く読んでしまうのは、I have to go to the bank.のような文でtoやtheまで名詞や動詞と同じ強さで読み、文全体がのっぺり平坦に聞こえる課題です。英語では意味の中心を担う名詞・動詞・形容詞だけが強く読まれ、冠詞・前置詞・代名詞・助動詞のような機能語は弱く縮めて読まれますが、日本語にはこの強弱の区別がありません。
どうなりがち?
I have to go to the bank. のような文で、to や the まで名詞や動詞と同じ強さで読んでしまい、文全体がのっぺりと平坦に聞こえます。単語1つずつは正しく発音できているのに、文になると急に不自然になる課題です。読み上げの速さを上げるほど、この平坦さが目立つようになります。一語ずつ丁寧に読む練習だけを重ねていると、かえってこの癖が固定されてしまいます。録音して聞き返すと、自分では気づいていなかった単調さに驚くことが多い課題でもあります。
なぜ起きる
英語では意味の中心を担う名詞・動詞・形容詞だけが強く読まれ、冠詞・前置詞・代名詞・助動詞のような機能語は弱く縮めて読まれます。日本語にはこの強弱の区別がないため、見えている文字をすべて同じ重さで読む癖がそのまま英語に持ち込まれます。theのような超頻出語ほど、弱形で読む基本を先に確認する価値があります。
直し方
意味の中心になる語だけに丸を付けてから読む。丸の付いていない語は母音をあいまいにする練習をします。to は「トゥ」ではなく軽い「タ」、the も「ザ」ではなく力を抜いた音になります。弱形(機能語が弱くなる)の縮み方と合わせて練習すると効果的です。声の高さも強い語だけ上げ下げすると、平坦さがさらに解消されます。
練習語
I have to go to the bank. / She was waiting for a bus. / What did you do?